製造業向け工程管理システム16選!機能や特徴、導入メリット、選び方をまとめて紹介
公開日:2024年03月29日
最終更新日:2026年05月27日

工程管理システムとは、製品の製造工程をデジタルで管理し、計画の立案から進捗追跡・実績収集までをリアルタイムで一元化するシステムです。紙やエクセルによる管理と比べ、工程変更への即応や進捗の見える化が格段に容易になります。
この記事では、工程管理システムの機能・導入メリット・選び方を解説し、製造業向けおすすめ16製品を比較紹介します。SmartFを活用して進捗確認工数を年間1680時間削減した導入事例も取り上げます。
この記事は次のような方におすすめです。
- 工程管理システムの概要や機能が知りたい
- 工程管理システムの導入を検討しているが自社に合ったシステムが分からない
- どのように工程管理システムを選べばいいかわからない
工程管理システムとは

工程管理システムとは、製品の製造に必要な作業を整理し、各工程の進捗を計画・追跡・管理するためのシステムです。
従来、工程管理は紙の指示書やホワイトボード、エクセルで行うのが一般的でした。しかし受注量の増加や多品種少量生産への対応が求められる現在、手作業による管理には限界があります。工程管理システムを活用することで、計画変更への即時対応・進捗のリアルタイム把握・データに基づく改善が可能になります。
工程管理システムは生産管理システムの一機能として提供される製品も多くあります。生産管理システム内で工程管理を行うと、在庫管理・原価管理と同システム内で連携することで、製造業のデータ一元管理を実現できます。
工程管理システムが必要な理由

工程管理をシステム化する必要性を理解するため、まず手作業管理が抱える課題を整理します。
エクセル・紙管理の限界
エクセルや紙での工程管理には、以下のような構造的な問題があります。
- ファイルの更新が手作業のため、常に最新の状態を保ちにくい
- 複数人が同時に編集できず、担当者が変わるたびに引き継ぎが必要
- 工程変更の都度、関連シートを手で修正しなければならない
- 計画と実績のズレが可視化されないまま放置されやすい
特に昨今は、多くの工場で多品種少量生産での短納期化が求められる傾向にあります。そうなると作業工程や工程管理も複雑化し、紙やエクセルの管理だとミスや手間が増大しやすくなります。
生産管理システムSmartFの受注後ヒアリング(n=171)によると、導入検討の理由のトップは「生産管理全体のアナログ管理をシステム化したい」(約30%)です。紙やエクセルでの工程管理に課題を感じている企業が多いことがわかります。
次いで「在庫・発注のエクセル管理の手間・ミス解消」(約21%)が続き、自由記述でも「属人化」「納期遅延」「エクセルの限界」という言葉もしばしば見受けられます。
工程管理システムで解消できる6つの課題
工程管理システムを導入すると、主に以下6つの課題を解決できます。紙・エクセル管理による非効率な業務の改善はもちろん、生産計画と生産実績のズレの解消などの効果も期待できます。
| 課題 | システム化後の変化 |
|---|---|
| 紙・エクセル管理による変更の手間 | クラウド上でリアルタイム更新・共有が可能 |
| 進捗確認のための現場訪問 | 管理画面からどこでも進捗を確認できる |
| 工程作成の属人化 | 標準化されたテンプレートで誰でも計画を立案できる |
| 計画と実績のズレ | 実績データと比較し、遅延を早期に検知できる |
| 作業者スキルによる精度ばらつき | 作業指示の標準化でばらつきを抑制できる |
| 設備稼働率の把握困難 | 設備別の作業実績から稼働率を自動集計できる |
工程管理システムの機能

工程管理システムには、生産現場の計画立案から実績収集までをカバーする機能が備わっています。以下では代表的な機能を解説します。
生産工程計画・進捗管理
ガントチャートなどを活用して、受注から出荷までの工程を視覚的に計画・管理する機能です。計画変更が発生した際も、現在の生産状況をシステム上で確認し、即時調整できます。変更内容を現場にリアルタイムで共有することも可能です。
現場で生産進捗をリアルタイムに更新する仕組み(バーコード管理など)も活用すれば、より精緻に進捗状況を随時確認でき、遅延の早期発見と対策が可能です。
日報管理
各工程の作業実績を収集・集計する機能です。作業者がタブレットやバーコードスキャナーで実績を入力するだけで、日報が自動作成されます。手書きや手入力による転記ミスを防ぎ、データを原価計算や生産計画の改善にも活用できます。
現在、紙で作業日報を作成・管理している企業は、その作業を工程管理システムで置き換えることで、紙からエクセルやシステムへの転記作業が不要になる点も大きなメリットです。
原価管理(労務費)
工程ごとに作業時間と時間単価を登録し、製造原価の労務費を自動計算する機能です。見積段階での原価見込みと実績原価の差分を把握することで、収益改善の糸口を見つけやすくなります。原価管理システムとの連携によって、より精度の高い原価管理が実現します。
品質管理とトレーサビリティ
各工程の検査結果・不良情報・ロット番号を記録し、問題発生時に原因を迅速に特定できる機能です。製品の製造から出荷までの履歴を追跡できるトレーサビリティ機能は、リコール対応時の迅速な特定・回収を支援します。
製造業全般では、ISO 9001への準拠が求められるケースがあります。他にも、自動車部品業界のIATF 16949のように、特定業界の品質基準がある業界もあります。これらの規格では工程ごとの記録・保管が義務づけられており、工程管理システムのトレーサビリティ機能が対応を支援します。
在庫・資材管理との連携
生産計画に基づいて必要な資材量を自動計算(所要量計算)し、在庫への引き当てや発注タイミングを最適化する機能です。資材の過剰在庫や欠品を防ぎ、キャッシュフローの改善にもつながります。在庫管理システムと連携することで、生産計画と在庫情報をリアルタイムで連動させられます。
工程管理システムの導入メリット

工程管理システムを導入すると、現場レベルの効率改善から経営指標の改善まで、広範囲にわたるメリットが生まれます。
業務効率化
工程管理のデジタル化により、以下の業務工数を大幅に削減できます。
- 進捗確認のための現場往来や電話
- 計画変更時の関連書類の修正・再配布
- 作業日報の手書き・集計・転記
遅延の早期発見によって対策を打てる時間が増え、納期遵守率の向上につながります。
生産効率の最適化
実績データの蓄積・分析により、ボトルネック工程の特定と改善が可能になります。過去の実績をもとに計画の精度が上がり、設備・人員の配置最適化も進みます。属人的な「勘と経験」に頼っていた計画立案が、データドリブンな運用に移行できます。
品質の安定性向上
工程ごとの作業手順や検査基準をシステムで標準化することで、作業者によるばらつきを抑えられます。不良発生時のトレーサビリティ機能により、原因特定と対策実施が迅速化します。品質管理システムとの連携を通じて、品質データの蓄積と再発防止策の精度向上も期待できます。
工程管理システムのデメリットと注意点
導入メリットが大きい反面、事前に把握しておくべきデメリットや注意点があります。正直に理解したうえで導入判断に臨むことが、失敗を防ぐポイントです。
導入コストと運用負担
工程管理システムの導入には、初期費用・月額費用がかかります。また、導入時にはマスタデータ整備(品番・工程・設備情報など)や運用ルール設計に、導入企業側の工数が必要となります。一時的な業務負荷になることをふまえ、導入時期を鑑みた工数確保をしておくと安心です。
導入する機能を絞ったスモールスタートで始め、段階的に機能を拡張する進め方であれば、初期投資リスクを抑えるうえで有効です。
現場定着に時間がかかるケース
ITリテラシーにばらつきがある現場では、入力操作の習熟に時間がかかるケースもあります。バーコードやQRコードなど、現場での入力負荷を下げられるシステムを選ぶと、定着率を高めやすくなります。
また、業務プロセスを事前に整理しないままシステムを導入すると、非効率な運用をそのままデジタル化してしまうリスクがあります。導入前のプロセス整理を現場の声を取り入れながら行いましょうをトレースできるため、万が一不適合品が発見された際に対処しやすくなります。
工程管理システムの種類
工程管理システムは、運用形態によって「オンプレミス型」と「クラウド型」の2つに分類されます。自社の環境・予算・セキュリティ要件に合わせて選定してください。

オンプレミス型
自社のサーバーにシステムを構築する方式です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セキュリティ | 社内ネットワーク内で管理するため統制しやすい |
| カスタマイズ | 業務フローに合わせた柔軟な改修が可能 |
| 初期コスト | 数百万〜数千万円規模の初期投資が必要 |
| 導入期間 | 要件定義・構築に数ヶ月〜1年以上かかるケースも |
大規模な生産拠点を持ち、セキュリティや独自要件へのこだわりが強い企業に向いています。
クラウド型
インターネット経由でシステムを利用するSaaS型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期コスト | 低い(数十万円〜で始められる製品も多い) |
| 導入スピード | 最短数週間〜1ヶ月程度で運用開始が可能 |
| 拡張性 | 機能追加・ユーザー増設がしやすい |
| セキュリティ | ベンダーに依存するが、有力製品は高水準を維持 |
スモールスタートで始めたい中小・中堅製造業や、複数拠点を一元管理したい企業に適しています。近年はクラウド型の工程管理システムが増えてきており、多くの選択肢があります。
工程管理システムの選び方

自社に合った工程管理システムを選ぶためには、現状の業務フローをまとめ、工程管理システムを導入多くの製品が存在する中で、自社に最適なシステムを選ぶには、以下の手順で進めることをおすすめします。
業務フローの整理
まず、受注から出荷までの工程を図やリストで整理します。以下の観点で現状を棚卸しすることが重要です。
- 受注方式(個別受注生産・見込み生産・繰り返し生産)
- 工程数や各工程の内容
- 計画の立案頻度と変更頻度
- 現場への指示方法(紙・口頭・デジタルなど)
業務フローを整理することで、どの機能が必要かが明確になり、システムの要件定義がスムーズになります。
現場課題の明確化
導入前に「どの課題を最優先で解決したいか」を現場担当者と議論して優先順位をつけます。課題が曖昧なまま選定を進めると、機能が多すぎるシステムを選んで使いこなせないというよくある失敗につながります。
生産管理システムSmartFの受注後ヒアリング(n=171)を例に上げると、「属人化」「納期遅延」「リアルタイムで把握できない」などの課題が多く見られます。自社の課題がこれらに当てはまるかどうかを確認すると、選定の方向性が定まりやすくなります。
選定時のチェックポイント
システム選定では、以下の項目を必ずチェックしてください。
- 必要な機能の充足:進捗管理・日報管理・トレーサビリティなど、自社に必要な機能が揃っているか
- 操作性・入力のしやすさ:現場作業者がバーコード・QRコードで入力できるか
- 既存システムとの連携:基幹システム(MES・ERP)や他ツールとのデータ連携ができるか
- 規格対応:IATF 16949・ISO 9001・GMPなど、自社が準拠すべき規格に対応しているか
- 導入・運用サポート:製造業に詳しいサポート体制があるか
- 費用対効果:初期費用・月額費用・運用工数を踏まえたROIが見合うか
段階的な導入手順
一度にすべての機能を導入しようとすると、現場の混乱や定着失敗のリスクが高まります。以下のように段階的に進めることを推奨します。
1. 課題が最も大きい工程や業務から開始:進捗管理や日報管理など、効果が出やすい機能から始める(場合によっては、課題が大きい拠点やラインから始めるという方法もあり)
2. 現場でのフィードバック収集:運用しながら使いにくい点を改善し、定着率を高める
3. 機能を段階的に拡張:工程管理の機能が定着したら、原価管理・在庫連携・品質管理などを追加し、一元管理を目指す
選定で陥りがちな失敗例
工程管理システムの選定では、以下の失敗が繰り返し起きています。事前に把握しておくことで回避できます。
- 機能過多で使いこなせない:大規模システムを一括導入しようとして現場が混乱した
- 現場担当者を選定プロセスに入れなかった:決裁者だけで選んだ結果、現場に定着しなかった
- オンプレミス型を選んで拡張コストが膨らんだ:追加機能のたびにカスタマイズ費用が発生した
- 他システムとのデータ連携を後回しにした:既存システムと分断されて入力の二重作業が残った
- サポート体制を確認しなかった:製造業の業務知識がないベンダーへの依頼で運用設計が不十分になった
特に、「機能過多で使いこなせない」という課題は多く見聞きします。システムベンダーとの打ち合わせを重ねるごとに「これも改善したい」「あれもやりたい」と要望が膨らみ、最終的に使いこなせない量の機能数を導入してしまうというケースもあります。
工程管理システムの導入前に、業務フローと解決したい課題を明確にしておくことが重要です。
工程管理システム16選!それぞれの特徴をご紹介
ここでは各社から提供されている工程管理システムについて、特徴や費用についてまとめて紹介します。それぞれの強みが異なるので、自社に適したサービスの検討にご利用ください。
■検証時に参考にしたサイト
- 法人向けIT製品比較サイト「ITトレンド」
- SaaS 比較サイト「BOXIL」
- 生産管理システムnavi
- 生産管理システム 徹底比較ガイド
※ 掲載の内容には一部古い情報が記載されている可能性があります。詳細は公式ホームページにてご確認ください。
SmartF(スマートF)
| 商品名 | SmartF(スマートF) |
| ベンダー | 株式会社ネクスタ |
| 特徴・強み | ・必要な機能から、まずは1拠点から等の「スモールスタート」 ・150を超える設定機能で、個別カスタマイズなしで柔軟な設定が可能 ・在庫管理や原価管理などの機能も併用可能 ・既存システムとの連携も可能 |
| 導入実績 | 350社以上(中小・中堅~大手まで、企業規模・業種問わず幅広く実績あり) |
| 初期費用相場 | 初期費用 50万円~、月額5万円~ |
| 導入方法 | クラウド型 |
| 備考 | 導入コンサルティング付きのトライアルを利用可能 |
SmartFでは、作業日報や進捗管理、工数集計などをデジタル化し、リアルタイムでの工程管理が可能になります。原価管理機能と連携すれば、原材料費や人件費を含む原価の見える化も実現できます。
SmartFの強みは、費用・機能ともに「スモールスタート」できるという点です。最小限の機能と費用で導入できるので、予算を抑えてスタートしたい中小・中堅企業にも向いています。導入支援付きのトライアル利用も利用できます。
また、ハンディ端末を用いるバーコード管理が、標準機能という点も特徴的です。多くの現場向けシステムでは、ハンディターミナル機能はオプションです。バーコード管理を併用したい企業にもおすすめです。
Seiryu
| 商品名 | Seiryu |
| ベンダー | 株式会社テクノア |
| 特徴・強み | ・運用に合わせて時間表示を切り替え可能 ・部門や状況に合わせて見たい画面を簡単に切り替え可能 ・予実対比で従業員の適正な評価や業務改善を実現 |
| 導入実績 | 4,400社以上 |
| 初期費用相場 | 250万円〜 |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | – |
Seiryuは、「多品種少量品」の製造業に特化し、 「飛び込み」「特急品」にも対応した工程管理システムです。事前に制約条件を設定することで、システムが機械を自動で割り当てることも可能です。また、既存の生産管理システムともCSV等により連携が可能なため、初期情報の登録にかかる手間を最小限に抑えることができます。
Dr.工程PRO
| 商品名 | Dr.工程PRO |
| ベンダー | 株式会社シー・アイ・エム総合研究所 |
| 特徴・強み | ・製造工程をデジタル化。製造品質の安定と技術継承に貢献 ・あらゆる角度から負荷状況を可視化。問題点の洗い出しもスムーズ ・業界最高レベルの精度で自動スケジューリング。最適な日程計画を立案 ・生産現場の状況に応じた作業指示と実績入力 |
| 導入実績 | 20年以上、国内外500件以上の導入実績 |
| 初期費用相場 | 300万円 ~ 600万円 |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | 導入支援・操作指導サービスあり |
Dr.工程PROは、自動スケジューリング機能を核とした工程管理システムです。金型や試作品等の個別受注に特化した専用のシステムで、20年以上にわたる多くの導入実績があります。金型製造の分野では国内外500件以上の導入実績があり、トップシェアとなっています。
サクッと工程
| 商品名 | サクッと工程 |
| ベンダー | 株式会社インプローブ |
| 特徴・強み | ・工場の進捗状況をリアルタイムに把握、顧客に即時に納期回答 ・納期・進捗状況・遅延状況などをリアルタイムに確認。遅延防止・納期短縮が図れる ・進捗状況を把握のための、現場確認工数を短縮・削減 ・工程表作成のための時間・負担を削減 |
| 導入実績 | 300社以上 |
| 初期費用相場 | 58万円~ |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | お試し運用が可能 |
サクッと工程は、部品加工や部品組み立て工場向けに、スケジュール管理や進捗の管理に特化したサービスです。生産管理システム程の機能がないため、比較的低価格から始めることが可能です。各部品の開始予定日とその工程の納期を入力することで、どのような工程が組まれているかをチャートで表示することができます。
ものレボ工程管理
| 商品名 | ものレボ工程管理 |
| ベンダー | ものレボ株式会社 |
| 特徴・強み | ・簡単操作で工程管理を自動化 ・必要な機能がオールインワン ・製造業出身スタッフが徹底サポート |
| 導入実績 | 中小企業を中心に販売開始から100社突破 |
| 初期費用相場 | 初期費用なし+1人につき月額5.5万円〜 |
| 導入方法 | クラウド型 |
| 備考 | 導入後のサポート体制も充実 |
ものレボ工程管理は、工程計画の作成と進捗管理に特化したサービスです。初期費用が掛からない、月額制のクラウド型サービスで、利用人数に応じて利用料金が変化します。小規模の事業者であれば比較的安く利用可能です。
DIRECTOR6
| 商品名 | DIRECTOR6 |
| ベンダー | 株式会社シムトップス |
| 特徴・強み | ・個別受注・多品種少量生産に特化 ・工程・リソース・納期などを踏まえ最適スケジュールを提案 ・現場状況をリアルタイムに可視化。リードタイムとコストを大幅に削減 ・操作性が高く、低コストかつ短期間での導入が可能 |
| 導入実績 | 大手企業多数 |
| 初期費用相場 | 要問い合わせ |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | – |
DIRECTOR6は、多品種少量・個別受注生産の工場向けの工程管理システムです。作業負荷や進捗、原価や在庫を見える化できます。重工業や自動車、機械製造、金型関連の企業に数多くの導入実績があります。
ADAP
| 商品名 | ADAP |
| ベンダー | 株式会社構造計画研究所 |
| 特徴・強み | ・大日程計画、基準日程計画、需給調整 ・つながりの見える納期分析機能 ・既存システムの連携機能 ・日、英、中、韓の4カ国語対応 |
| 導入実績 | 医薬、自動車部品、金属加工など |
| 初期費用相場 | 要問い合わせ |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | 無償トライアルあり |
ADAPはホワイトボード型の生産管理システムです。材料調達や生産、物流を含めたサプライチェーン全体を、直感的に見える化するツールです。オンプレミス型なのでユーザー数や拠点数に制限がなく、利用者の多い企業でお勧めです。
UM工程進捗
| 商品名 | UM工程進捗 |
| ベンダー | 株式会社シナプスイノベーション |
| 特徴・強み | ・多様な入力方式に対応 ・さまざまな生産形態、生産方式に対応 ・Salesforce基盤の堅牢なセキュリティ |
| 導入実績 | 50~100名の企業への実績あり |
| 初期費用相場 | 月額45,000円〜(Business Editionの場合) |
| 導入方法 | クラウド型 |
| 備考 | 全ての従業員規模に対応 |
UM工程進捗はクラウドにて提供されている工程管理システムで、視覚的に分かりやすい工程管理が可能です。作業時に不良が発生した際に写真を履歴として残せるなど、現場情報の管理にも便利な機能が備わっています。
IB-Mes
| 商品名 | IB-Mes |
| ベンダー | 株式会社ユニフェイス |
| 特徴・強み | ・正確なデータをリアルタイムに収集し、製造現場を改善 ・ERPなどの基幹管理システムや、すでにご利用のシステムとの連携が可能 ・タブレット端末でのタッチパネル操作で直感的に使える ・多言語や社内用語にも対応 ・最短1ヶ月でのスピーディーな導入が可能 |
| 導入実績 | 自動車部品工場、金属加工工場など |
| 初期費用相場 | 月額1万円~ |
| 導入方法 | クラウド型 |
| 備考 | カスタマイズによる機能拡張可能 |
IB-Mesは、PLCと連携することで設備の稼働状況などをリアルタイムで確認できる工程管理システムです。スマートフォンやタブレット端末での操作が可能で、月額1万円〜と低コストで導入できることが特徴です。
TONOPSシリーズ
| 商品名 | TONOPSシリーズ |
| ベンダー | 東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社 |
| 特徴・強み | ・製造業、物流、印刷等、さまざまな業界に対応可能 ・顧客に合わせたシステムを短期間で構築 ・低コストで高い機能の工程管理システム |
| 導入実績 | 自動車部品工場、化粧品工場等多数 |
| 初期費用相場 | 500万円~ |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | AI機能も搭載でき、拡張性が高い |
TONOPSは、プラント設備や工場の自動化設備に精通する、東レエンジニアリンググループが開発した生産管理システムです。オンプレミス型なので、現場ごとのカスタマイズが容易で、拡張性にも優れています。
製造実行システム FMES
| 商品名 | 製造実行システム FMES |
| ベンダー | 株式会社ファイブモーション・システムズ |
| 特徴・強み | ・IT導入支援事業認定 ・工程の負荷状況を可視化し、データの共有による効率化 ・社外から現場の状況把握や指示ができてテレワークにも対応 |
| 導入実績 | – |
| 初期費用相場 | 要問い合わせ |
| 導入方法 | オンプレミス型 クラウド型 |
| 備考 | 全ての従業員規模に対応 |
製造実行システムFMESは、製造工程の状態把握や管理、品質データ管理分析、作業者への指示や支援等をリアルタイムで管理するシステムです。タブレット端末での操作が可能です。また、オンプレミス型、クラウド型を選択することができます。
鉄人くん
| 商品名 | 鉄人くん |
| ベンダー | 株式会社 ビジネス・インフォメーション・テクノロジー |
| 特徴・強み | ・受発注一覧で納期を一目で把握 ・製品だけでなく納品書や請求書も一括管理 ・24時間365日サポート体制 |
| 導入実績 | 工具メーカー、切削加工メーカーなど多数 |
| 初期費用相場 | 月額5万円~ |
| 導入方法 | クラウド型 |
| 備考 | 全ての従業員規模に対応 |
鉄人くんはクラウド型生産・販売管理システムです。工程管理だけでなく、受発注管理や見積書の作成、図面管理など、様々な機能を低コストで利用できます。
工程管理支援システムcycleon
| 商品名 | 工程管理支援システムcycleon |
| ベンダー | シンクビジョン株式会社 |
| 特徴・強み | ・日程計画の作成を自動で作成 ・納期を守る日程計画をすぐに確認 ・現場の進捗をリアルタイムで把握 ・現場の負荷状況を視覚的に把握 |
| 導入実績 | – |
| 初期費用相場 | 問い合わせ |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | 金型製造工場向け |
cycleonは、工程管理の一連の業務をスムーズ、かつ効率的に行うことを目的とした工程管理支援システムです。日程計画の自動作成や、負荷グラフ機能による現場の負荷状況の見える化が可能です。
「工程管理支援システムcycleon」の公式ホームページを見る
現場主導型生産管理システム
| 商品名 | 現場主導型生産管理システム |
| ベンダー | 株式会社シスディブリンク |
| 特徴・強み | ・直感的な制作スケジュール作成 ・ブラウザだけあればOK ・使い慣れたエクセル様式 |
| 導入実績 | 切削加工メーカー、鋳物メーカーなど |
| 初期費用相場 | 問い合わせ |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 | カスタマイズ前提のシステム |
現場主導型生産管理システムは「管理主導型」ではなく「現場主導型」の、現場の声から生まれた生産管理システムです。Webブラウザ上で操作が可能なため、外出先でも確認が可能です。
GEMBA
| 商品名 | GEMBA |
| ベンダー | 株式会社GEMBA |
| 特徴・強み | ・工場レイアウト図上に指摘 ・改善状況を色分け表示 ・巡回・報告・改善計画をワンストップで管理 |
| 導入実績 | – |
| 初期費用相場 | 問い合わせ |
| 導入方法 | クラウド型 |
| 備考 | iOS/Android/Windows/macOS対応 |
GEMBAは、工場レイアウト図上に指摘・改善状況を色分け表示する現場特化型プラットフォームです。巡回・報告・改善計画をワンストップで管理でき、iOS/Android/Windows/macOSに対応しています。月1回の巡回で事務工数を約80%削減した実績があります。
AI工程スケジューラ
| 商品名 | AI工程スケジューラ |
| ベンダー | Neurone Works |
| 特徴・強み | ・AIが機械稼働率の高いスケジュールを自動生成 ・スケジュール生成に必要なのは ・ExcelファイルのみAIの知識がなくても扱える |
| 導入実績 | – |
| 初期費用相場 | 33万円〜/ユーザー |
| 導入方法 | オンプレミス型 |
| 備考 |
AI工程スケジューラは、受注データや機械稼働データ、製品加工データ、段取りデータなどを管理できるツールです。エクセルファイルを自動でチャートに変換し、スケジュール作成を行うことができます。
工程管理システム導入による改善事例

実際に工程管理システムの導入効果を得るとどうなるか、SmartFの導入事例を例に紹介します。
進捗確認の工数を年間1680時間削減
高電圧変電設備等の部品加工・組立製造を行う企業では、複数拠点にまたがる製造工程を工程管理システムで見える化しました。電話や現場往来による進捗確認にかかっていた工数が年間1680時間削減され、技術伝承の土台構築にも活用されています。
導入事例の詳細はこちら:進捗確認の工数を年間1680時間削減!拠点をまたぐ製造工程も見える化し、技術伝承の土台も構築
QRコード進捗管理で年間840時間削減
プラント配管工事の製作から施工まで行う企業では、QRコードを活用したリアルタイム進捗管理を導入し、年間840時間の工数削減を達成しました。現場で手書き記録した生産実績数をエクセルに転記する作業がなくなったことによる、システム化の効果です。生産遅延の早期対策と生産性向上にも成果を上げています。
導入事例の詳細はこちら:QRコード進捗管理で年間840時間の工数削減!リアルタイムの見える化で生産遅延の早期対策・生産性向上も
よくある質問
Q. 工程管理システムと生産管理システムの違いは?
生産管理システムは受注管理・在庫管理・原価管理・工程管理など製造業の業務全体を管理するシステムです。工程管理システムはその中の「工程の計画・進捗・実績管理」に特化したシステムです。どちらを選ぶかは自社の管理範囲と課題によります。
Q. 中小製造業でも導入できますか?
クラウド型の工程管理システムでは、初期費用を抑えてスモールスタートできる製品が増えています。SmartFのように月額5万円〜で導入できる製品もあり、中小製造業での活用実績も豊富です。
Q. 工程管理システムの導入にはどれくらいの期間が必要ですか?
クラウド型では最短1ヶ月程度で運用を開始できる製品もあります。マスタデータの整備や運用ルール設計に1〜3ヶ月程度かかるケースが一般的です。現場定着まで含めると3〜6ヶ月を見込むと現実的です。
Q. エクセル管理とシステム管理では何が違いますか?
エクセルはリアルタイムの多人数共有・計画変更の自動反映・実績との比較分析が難しい点が課題です。システムを使うことで、変更内容の即時共有・遅延の自動アラート・データに基づく改善分析が可能になります。
23種類の生産管理システムを徹底比較
初期費用相場や選び方のポイントをチェック
生産管理システムをそれぞれの特徴や初期費用相場などで比較したい場合は、「生産管理システム 徹底比較」も是非ご覧ください。生産管理システムは、自社の製品・生産方式・企業規模などに適したものを導入しないと、得られるメリットが限定されてしまいます。事前適合性チェックや生産管理システムを選ぶ前に押さえておきたいポイントも解説していますので、製品選びの参考にしてみてください。

























