生産管理システムのランキング22選!機能や特徴、導入メリット、失敗しない選び方を紹介
公開日:2021年10月12日
最終更新日:2025年03月18日

生産管理システムとは、受注や生産計画から出荷までの生産全体を一元管理するシステムです。近年は導入コストが低いシステムもあり、中小中堅企業も製造業DXにチャレンジしやすくなってきています。
当記事では、生産管理システムの主な機能、ERPやMESとの違い、導入メリットにくわえ、失敗しない選び方を解説します。当社の調査から抜粋した「生産管理システム導入企業が実際に重視したポイント」「現状のシステムに対する不満」も参考にしていただけると幸いです。
記事末では、実際にシステム比較サイトをもとに、生産管理システム22種類をランキング形式で紹介します。
生産管理システムとは?

生産管理システムは、製造現場で行われているさまざまな業務を統合的に管理するシステムです。モノづくりに関するあらゆる情報を一元管理することで、QCD(Quality:品質、Cost:原価、Delivery:納期)の最適化や業務の効率化を実現します。
多くの製造現場では、今でも紙やエクセルを使った生産管理が行われています。しかし、紙やエクセルを使ったアナログな生産管理には手間やミスが多く、効率的ではありません。また、業務が属人化しやすく、担当者の不在時に業務が止まる、情報が分散してしまうなどの課題に繋がりやすくなります。生産管理システムは、そのような製造現場の課題の解消に役立ちます。
現在は、あらゆる業界・業種で利用できる生産管理システムも増え、中小・中堅企業にとってもシステム導入がしやすくなってきています。実際に、近年は企業規模を問わず生産管理システムの導入が進みつつあります。
ERPとの違い
生産管理システムとよく比較されるシステムの一つに、ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画の)があります。どちらも企業の業務効率化に役立つシステムですが、役割やカバー範囲に明確な違いがあります。
ERPは、会計・人事・販売・購買・在庫など、企業全体の情報を一元管理し、部門間の連携を強化するための統合型システムです。一方、生産管理システムは、生産情報の管理に特化しています。在庫管理以外にも、生産計画や工程進捗、原価管理など「モノづくり」に必要な業務全般を管理します。
ERP | 生産管理システム | |
対象範囲 | 会計・人事・販売・購買・生産・在庫など全社業務 | 製造業の生産業務に特化 |
主な利用部門 | 経営企画・管理部門・総務部門など | 製造部門・生産技術・工場現場 |
導入目的 | 全社最適、部門間連携の強化、経営判断の迅速化 | 生産現場の業務効率化、QCDの改善 |
機能の深さ(現場対応) | 幅広いが浅め。専門機能は少ない | 製造工程に特化。細かな設定や現場対応に強い |
導入規模・コスト | 大企業向け。導入コストが高く時間もかかる | 中堅・中小企業でも導入しやすい |
ERPにも生産管理機能を含む場合がありますが、専門性や現場密着度では生産管理システムに軍配が上がります。実際に、ERPで生産管理も行っていた企業が、生産管理を導入し、併用し始める事例は多々あります。基幹システムにて幅広く企業の業務をカバーしたいのか、生産性の向上を目指したいのか、目的に応じて比較する必要があります。
MESとの違い
生産管理システムとMES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)も、比較されることが度々あります。簡単に言うと、生産管理システムは「生産の計画から調達までの一元管理」、MESは「生産業務の実行」に強みを持ちます。
生産管理システムは、受注・発注・在庫・生産計画など、生産全体を管理する仕組みを担う上位システムです。主に「いつ」「どれだけ」「何を」作るかを計画・管理する役割を持っています。
MESは、生産管理システムで立てられた計画をもとに、現場での作業指示・実績収集・品質トレースなどを「実行・記録・フィードバック」する役割があります。製造現場に近いシステムであり、作業者や設備のリアルタイムな管理・制御を行います。
ただし、生産管理システムによっては、MESに近い機能を持つ場合もあります。比較検討する際は、各システムの機能一覧表などで過不足を確認しておくことをおすすめします。
生産管理システムの導入メリット

生産管理システムの導入によって、製造業は主に3つのメリットを得られます。
QCDの最適化
生産管理システムを活用すると、生産管理業務の目的である「QCDの最適化」を効率よく推進できるようになります。
製造業では、QCD(Quality:品質、Cost:原価、Delivery:納期)の3つを意識した生産管理が行われています。しかし、QCDは互いにトレードオフの関係となっており、バランスよく高めていくのは難しいものです。
生産管理システムを導入すれば、次のような形でQCDを最適化できます。
- 最適な生産計画と進捗管理により、納期遵守率が向上する
- 作業内容やフローが標準化され、品質が安定する
- 製造過程の不具合を把握し、対策を打てるようになる
- 余剰在庫がなくなり、廃棄ロスや在庫コストが削減できる
- 適正在庫を維持することで、欠品による納期遅延を防止できる
- 正確な製造原価を把握でき、原価低減すべきポイントが明確になる
業務の効率化・工数削減
生産管理システムを導入すれば、手書きやエクセルによる非効率な作業を改善し、業務を効率化できます。具体的には、次のような効果が期待できます。
- 手書きや手入力による人的ミスを削減できる
- データ集計の自動化により、人による集計作業が不要になる
- データを一元管理することで、二重入力や転記作業がなくなる
- 担当者への問い合わせや紙帳票を探す手間がなくなる
- 他部署や他拠点とリアルタイムに情報共有できる
近年では、IoTやAIといった技術を活用できる生産管理システムもあり、より一層の生産性向上を見込めます。このように、生産効率化で業務負荷を軽減することで、工数削減による労働時間短縮も実現できます。
生産データの蓄積・活用を強化
生産管理システムを活用することで、日々の生産データを蓄積し、分析しやすくなる点も大きなメリットです。定量的なデータで現状を分析し、改善活動に活かすことで、企業競争力の強化に繋がります。
また、自社のノウハウをデータで蓄積できると、属人化の防止・解消にも繋がります。経験則に頼らない管理体制を整えることで、安定生産を構築するためにも、生産管理システムは重要といえます。
生産管理システムの主な機能

生産管理システムには、製造現場で求められる機能が集約されています。ここでは、主要な6つの機能を簡単にご紹介します。
受注・出荷管理
顧客から注文を受け、出荷するまでを管理する機能です。受注件数や品目、数量、納期などの情報を登録し、現場への出荷指示・生産指示・発注指示を行います。
また、納期通りに出荷できるように進捗状況を把握したり、検品によって誤出荷を防止したりするのも重要な機能となります。
生産計画
将来の需要予測や販売計画、現在の受注情報などをもとに、「どの製品を、いつまでに、いくつ生産するのか」を計画する機能です。ガントチャートと呼ばれるスケジュール表を作成するものなどがあります。
近年は、事前に登録した作業工程や標準工数をもとに、設備や人の空き状況を考慮しながら自動で生産計画を立てられるシステムもあります。
在庫管理
完成品・仕掛品・部品・原材料・資材など、製造現場に存在するあらゆるモノの在庫を管理する機能です。在庫量を適正に保つことで、欠品による生産・出荷の遅れや過剰在庫によるキャッシュフローの悪化を防ぎます。
リアルタイムに入出庫や棚卸の記録を正確に行うためには、在庫管理機能とIoT連携できるハンディ端末などの活用も効果的です。システムへ在庫数を手入力することなく、QRコードやバーコードによる管理が可能となります。
発注管理
製品を作るために必要な部品・原材料・資材などを仕入先へ発注する機能です。生産計画や在庫状況をもとに、最適な発注時期や数量を導き出します。
また、入荷予定日を管理したり、間違った品物が入荷していないか検品したりする機能も含まれます。
工程進捗管理
製造現場で行われているモノづくりの進捗状況を管理する機能です。生産工程を工程単位や作業単位に分解し、どこまで進んでいるのかを正確に把握することで、納期遅れを防止します。
また、各工程や作業にかかっている工数を集計できれば、後述する原価管理に役立てることも可能です。
原価管理
製品を作るためにかかったコストを管理する機能です。材料費・労務費・経費といった項目別に原価を自動集計し、実際にかかった製造原価を素早く把握できます。
予定原価と実原価を管理する予実管理を通し、ムダを削減することで、収益性が改善します。
生産管理システムとの事前適合性チェック

生産管理システムは、自社の製品・生産方式・企業規模などに適したものを導入すべきです。以下、「生産管理システムとの事前適合性チェック」をもとに、自社に合うシステムを選ぶ上でのポイント4点を解説します。
提供形態との適合性
生産管理システムの提供形態は、オンプレミス型・クラウド型のいずれかに分類されます。どちらにもメリット・デメリットがあるので、自社の要望に合致する提供形態がどちらか、初めに比較しておくとシステムを選定しやすくなります。
オンプレミス型とクラウド型の一般的な違いは、以下のとおりです。
オンプレミス型 | クラウド型 | |
サーバの管理方法 | 自社で管理 | ベンダーが管理 |
使用するネットワーク | 自社ネットワーク内で使用 | インターネット経由で使用 |
カスタマイズ性 | 高い | 低い |
バージョンアップ | 別途費用がかかる | 無償で実施できる |
外部システム連携 | 自社ネットワーク内であれば容易 | システムによる |
導入までの期間 | 時間がかかる(開発期間が必要) | すぐに利用できる |
導入コスト | 初期費用が高額になりやすい (数100万~数1000万円) | コストを抑えて導入しやすい (数10万円~) |
セキュリティ | 自社ネットワークによるがカスタマイズは容易 | システムによるがカスタマイズは難しい |
障害対応 | 自社で復旧作業を実施 | ベンダーが復旧作業を実施 |
オンプレミス型は、自社サーバー内で使用するためセキュリティを強化しやすく、カスタマイズ性が高い点がメリットです。ただし、障害発生時も基本的には自社で対応する必要があります。システムやネットワークに詳しいIT人材が確保できていないと、運用が難しくなる点は注意が必要です。また、カスタマイズが前提なので、導入コストは高額になりやすいといえます。
クラウド型は、低コストで導入しやすいことが最大のメリットです。自社でのサーバ管理や保守が不要なので、IT人材がいない企業でも始めやすく、中小・中堅企業が初めての生産管理システムとしても検討しやすいでしょう。セキュリティ面を厳しく比較したい場合は、ベンダーの情報セキュリティ体制や認証などを確認しておくと安心です。
生産方式との適合性
得意とする生産方式が決まっている生産管理システムもあるので、自社の生産と合致しているかも必ず確認します。
生産方式 | 特徴 |
ライン生産 | 専用の生産ライン上で同じ製品を連続的に生産する方式 |
ロット生産 | ロット単位でまとめて生産しながら複数の製品を作る方式 |
個別生産 | 顧客の要望に応じて毎回異なる仕様の製品を生産する方式 |
見込み生産 | 市場の需要を見込んで受注前に生産する方式 |
受注生産 | 顧客からの受注後に生産する方式 |
少品種大量生産 | 特定の製品を大量に生産する方式 |
多品種少量生産 | たくさんの製品を少量ずつ生産する方式 |
変種変量生産 | 需要に応じて必要な製品を必要な量だけ生産する方式 |
たとえば、個別受注生産中心の企業は、案件ごとの管理やBOM管理ができるシステムが向いています。それに対し、見込み生産中心の企業では、生産計画機能やMRP(資材所要量計画)機能が充実しているシステムが適しています。
生産管理システムの中には、1つのプロダクトで複数の生産方式に対応しているものと、生産方式別に別プロダクトを用意しているシリーズなどがあります。受注生産と計画生産をどちらも行っている場合などは、システム選定時に双方に対応しているか確認する必要があります。
業界・業種との適合性
生産管理システムを選ぶ際は、自社の業界・業種との適合性も要確認です。
たとえば、食品・医薬品・化粧品業界では、原材料の期限管理や先入れ先出しのチェック機能、ロットトレースなどが求められます。一方で、自動車部品・電子機器・産業装置業界では、ロット管理より厳密なシリアル管理などが必要になるケースもあります。
業界・業種との適合性チェックにおすすめの方法は、生産管理システムのHPで導入事例を確認することです。自社と近い業界・業種での事例があるかを事前に確認しておけば、的外れなシステムを選んでしまう可能性は低くなります。
企業規模との適合性
生産管理システムの中には、対象企業の規模が決まっているものがあります。たとえば、大企業向けの高機能な生産管理システムを中小企業で導入してしまうと、オーバースペックとなってしまう可能性があります。自社で使用しない機能が多くあると、費用対効果が悪くなり、現場が使いにくいと感じる可能性も高くなります。
検討中の生産管理システムがどの企業規模に強いかどうかの確認にも、導入事例が役立ちます。実際にベンダーに問い合わせてみることもおすすめです。
生産管理システム選びに失敗しないためのポイント3つ

生産管理システムの比較検討前に、以下3点を確認しておくと、導入に失敗しにくくなります。
- 現場の課題が明確になっているか?
- どのような帳票を使っているか?
- 既存のシステムは何を使っているか?
これらを把握し、システム選定の基準を持っておくと、システムベンダーとの打ち合わせで要望を明確に伝えられます。ベンダー側も自社に合う提案をしやすくなり、比較検討がスムーズに進みます。
現場の課題が明確になっているか?
まずは、製造現場での課題をリストアップして明確にします。課題を明確にしておけば、選定中の生産管理システムで使える機能や、カスタマイズが必要かどうかが判断しやすくなり、システムベンダー側も正確な見積を出しやすくなります。
多くの製造業企業が抱える悩み例
- 手書きや手入力での記録が手間
- 在庫状況が分からず、都度現場に確認している
- 入力ミスや入力漏れが頻繁に発生し、正しく生産管理できない
- 過剰在庫や欠品が発生してしまう
- 在庫がどこにあるか覚えるのが大変で、業務が属人的になる
- 効率的な生産計画が立てられず、ムリ・ムダ・ムラが発生している
- 原価や不良の集計ができておらず、どんな集計をしたらよいかも分からない
- 実際にかかった製造原価がどれくらいか分からない
- 紙の帳票の保管場所が必要になり、探すのも大変
- 納期遅延や誤出荷が頻繁に発生している
また、「最終的にどういった製造現場を目指したいのか?」という目標も言語化しておくことも重要です。
どのような帳票を使っているか?
現在、生産管理業務でどのような帳票があり、どのように使われているのかも整理しておくことをおすすめします。帳票には、担当者が知りたい情報が書かれているからです。各帳票に記載している項目を洗い出し、なぜ必要か説明できると、システムベンダーが運用イメージを理解したうえで提案しやすくなります。
また、各項目をチェックしている目的も説明できると、システムベンダーから代替提案を受けられる可能性があります。現在と同じ帳票を運用することが難しい場合は「こういう運用であれば対応できる」「この項目を代わりに使える」などの提案がもらいやすくなります。もしくは「このようなレイアウトだとより使いやすい」と、より良い提案を受けられるかもしれません。
既存のシステムは何を使っているか?
既に製造現場で使用しているシステムがある場合は、システム名や機能、用途をまとめておきます。生産管理システムと既存システムの連携や統合を検討する際、機能比較の役に立ちます。
もしくは、現時点で別の生産管理システムを利用しており、新たなシステムへの置き換えを検討しているのであれば、既存システムの課題を洗い出しておきます。既存の生産管理システムの「何が使いにくいのか?」「どんな課題を解決できなかったのか?」といった問題を明確にし、システムベンダーに伝えられると、既存のシステムとの違いを詳しく説明してもらいやすくなります。
【調査結果】生産管理システム導入企業が重視したポイント・導入後の不満とは
実際に、生産管理システムを導入した企業の声も、選定前の企業の参考になります。参考までに、当社の独自調査から、生産管理システム導入済みの企業の以下2つの回答を見てみます。
- システム選定時に重視したポイント
- 導入中のシステムに不満を持つ理由
重視ポイント:価格・コスパ・使いやすさ
システム導入時に重視したポイントを見ると、「価格・コストパフォーマンス」と「使いやすさ」が同率1位でした。
価格・コストパフォーマンスを比較するためには、複数の生産管理システムの機能と費用の情報を集める必要があります。前述の「事前適合性チェック」でシステムの候補を絞り込み、機能比較表などで比べるといいかもしれません。
使いやすさを確認するには、トライアルがあるシステムを検討することをおすすめします。クラウド型の生産管理システムには、トライアル可能なものがいくつかあります。カスタマイズ前提のオンプレミス型システムではトライアルが難しいため、画面のUI/UXを確認すると良いでしょう。
現システムへの不満の理由:使いにくさや難しさ
次に、生産管理システムを実際に導入したものの、不満があるユーザーの理由を見てみます。最も多かった不満は「使い勝手が悪く、現場で定着しなかった」「カスタマイズや設定変更が難しく、柔軟に運用できなかった」の2つでした。
生産管理システムの検討時に「使いやすさ」を重視する企業が多いものの、実際に導入してからは「使い勝手が悪い」と感じるケースが多いという結果です。また、柔軟に運用ができなかったという声もあり、現場にフィットしたシステムを導入できない企業も多いようです。現場が使いにくいとシステムは作業者に定着しないため、費用対効果も落ちてしまいます。
これらのアンケート結果から、生産管理システムを選ぶ際は費用だけでなく、使いやすさ・現場の運用にフィットするかどうかをしっかり見極める必要があるといえます。
最も簡単に判断する方法は、やはりトライアル導入といえます。トライアル対応していないシステムでは、画面イメージを見せてもらったり、同業での運用方法を提案してもらったりと、ベンダーから情報を集めると安心です。
生産管理システムランキング22選!特徴別にご紹介!

生産管理システムの比較検討をする方向けに、以下の製品比較サイトの口コミ投稿件数や口コミ総合評価を集計し、ランキング形式でまとめました。システムの特徴や費用も比較していますので、選定の参考にしていただけると幸いです。
■検証時に参考にしたサイト
- 法人向けIT製品比較サイト「ITトレンド」
- SaaS 比較サイト「BOXIL」
- 生産管理システムnavi
- 生産管理システム 徹底比較ガイド
※口コミ投稿件数・総合評価は記事執筆時点の情報
※販売エリアが全国のシステムのみで集計
さらに、当社ネクスタの見込み顧客489社に対して実施した「現在使用している生産管理システムは何ですか?」という質問への回答結果にて、上記参考サイトに掲載されていなかったシステムについても回答数順に解説します。
1位 スマートF
商品名 | スマートF |
ベンダー | 株式会社ネクスタ |
特徴・強み | ・必要な機能から、まずは1拠点から等の「スモールスタート」OK ・130を超える設定機能で、個別カスタマイズなしで柔軟な設定が可能 ・既存システムとの連携も可能 |
導入実績 | 250社以上(中小・中堅~大手まで、企業規模・業種問わず幅広く実績あり) |
初期費用相場 | 初期費用 30万円~、月額4.8万円~ |
導入方法 | クラウド |
備考 | 導入コンサルティング付きのトライアルを利用可能 |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:81件/総合評価:4.6 【BOXIL】口コミ投稿件数:35件/総合評価:4.77 【生産管理システム 徹底比較ガイド】小中規模向けランキング1位 【生産管理システム navi】初めてのシステム導入におすすめ |
スマートFは、IT製品比較サイト大手のITトレンド、SaaS比較サイト大手のBOXILにて、いずれも口コミ投稿件数が多く、総合評価4.7以上と、満足度の高いユーザーが多い評価を受けています(参照:「【2025年】生産管理システムのランキング!おすすめサービス」スマートキャンプ株式会社)。生産管理システムnaviでは「初めてのシステム導入におすすめ」と取り上げられ、生産管理システム 徹底比較ガイドでは、ランキング上位にて最安サービスと紹介されています。
スマートFの強みは、費用・機能ともに「スモールスタート」できるという点です。クラウド型で機能別にサービスを利用できるため、パッケージではなく最小限の機能と費用での導入が可能です。導入支援付きのトライアルも利用できるので、使いやすさを試したい、現場の負荷を最小限に抑えたい企業におすすめです。
また、ハンディ端末を用いるQR・バーコード管理が標準機能という点も特徴的です。生産管理システムでは、ハンディターミナル機能はオプション扱いとなる場合が多い傾向にあります。現場作業の工数やミスをなくすために、バーコード管理を検討したい企業にも向いています。
2位 TECHSシリーズ
商品名 | TECHS-S NOA、TECHS-S、TECHS-BK |
ベンダー | 株式会社テクノア |
特徴・強み | ・個別受注型や多品種少量など、業種や生産形態、生産プロセスに合わせて選べる ・中堅中小企業向きに特化 |
導入実績 | 4,300社 |
初期費用相場 | オンプレミス:1000万円~、クラウド:200万円~ |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | 個別受注型機械・装置業向けの「TECHS-S」、多品種少量型部品加工業向けの「TECHS-BK」などの種類がある |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:34件/総合評価:3.8 【BOXIL】口コミ投稿件数:2件/総合評価:3.5 【生産管理システム 徹底比較ガイド】小中規模向けランキング1位 |
「TECHSシリーズ」は、株式会社テクノアが提供する生産管理システムのシリーズです。個別受注型機械・装置業向けの「TECHS-S」、多品種少量型部品加工業向けの「TECHS-BK」にくわえ、TECH-Sのクラウド版「TECHS-S NOA」というモデルも登場しました。
記事執筆時点で、ITトレンドでの各モデルの合計口コミ投稿件数はNo.1でした。しかし、BOXILでの口コミ件数が少ないことと、いずれも総合評価が4.0前後だったことから、2位のランクインとなりました。
企業の予算感やいずれのモデルも中小製造業向きとPRされており、導入費用は100万円〜1,000万円程度です。クラウド型とオンプレミス型を選べるメリットがあります。
3位 EXPLANNER シリーズ
商品名 | EXPLANNER/J、EXPLANNER/Ja、EXPLANNER/C、EXPLANNER/Ax、EXPLANNER/Z、EXPLANNER/FLII、EXPLANNER/S 他 |
ベンダー | 日本電気株式会社(NEC) |
特徴・強み | ・企業内に蓄積されたデータだけでなく、さまざまな外部データとも連携可能 ・多言語・多通貨対応可能 |
導入実績 | 30,000社 |
初期費用相場 | 3,000万円~ |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | 主に加工・組立製造業様向け |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:17件/総合評価:3.8 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【生産管理システム 徹底比較ガイド】大規模向けランキング2位 |
「EXPLANNERシリーズ」は大手企業である日本電気株式会社(NEC)が開発したERPパッケージシステムです。製造業全般向けの「EXPLANNER/J」にくわえ、自動車部品製造業向けの「EXPLANNER/Ja」や建設業向けの「EXPLANNER/C」など、複数のプロダクトがあります。
ITトレンドの口コミ投稿数は多めですが、総合評価は3.8と平均的。BOXILには掲載がありませんでした。また、生産管理システム 徹底比較ガイドでは、大規模向け生産管理システムランキングで2位にランクインしています。多言語や他通貨の対応という点からも、大企業やグローバル企業向けと言えます。
オンプレミス版では開発フレームワークが提供されており、お客様独自の付加価値を自由に反映することが可能です。クラウド版では信頼性の高いNECのインフラ上で、拡張性に優れた付加価値のサービスを実現します。
4位 TPiCS-X

商品名 | TPiCS-X |
ベンダー | 株式会社 ティーピクス研究所 |
特徴・強み | 「速く、安く、需要変動にレスポンス良く しかし、安定した生産を実現するための生産管理システム」を掲げる |
導入実績 | 2000社 |
初期費用相場 | 120万円~ |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | 保守サービスは、電話やメール、リモート回線を使用するサポートなど3プランから選べる |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:5件/総合評価:4.6 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- |
「TPiCS-X」は、株式会社 ティーピクス研究所が開発した生産管理システムです。流動的な生産管理業務のなかで、受け身ではない攻撃的な生産管理を実現するという理念で作られました。
5位 A’s Style
商品名 | A’s Style |
ベンダー | 株式会社ケーエムケーワールド |
特徴・強み | 柔軟性、拡張性の高いオールインワンERPパッケージソフト |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 1000万円~ |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | セミオーダー型、オリジナルモジュールパーツの開発もOK |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:5件/総合評価:4.4 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- |
「A’s Style」は、株式会社ケーエムケーワールドが開発した、セミオーダー型の製造業向けERPパッケージソフトです。販売・生産・購買・在庫・原価を一元管理できます。
6位 生産革新ファミリー
商品名 | 生産革新 Fu-jin、生産革新 Raijin、生産革新 Blendjin、生産革新 Ryu-jin、生産革新 Wun-jin |
ベンダー | 株式会社大塚商会 |
特徴・強み | 組立業向け、加工業向け、配合業向け、量産向け等、業界ごとの商品展開 |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 1,000万円~ |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | 設計向けの「生産革新 Bom-jin」もあり |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:5件/総合評価:4.0 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- |
「生産革新ファミリー」は株式会社大塚商会が提供している生産管理システムです。同社はもともと中小企業のITサポートを幅広く実施しており、その延長として中小企業向けの生産管理システムを開発・販売しています。
7位 i-PROWシリーズ
商品名 | i-PROW、i-PROERP3、i-PROW Choice(チョイス) |
ベンダー | 株式会社Digit Works |
特徴・強み | 部品加工から組立までを一貫管理 |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 250万円~ |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 勤怠管理機能もあり |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:6件/総合評価:4.7 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- |
「i-PROWシリーズ」は、製造業が多い長野県のシステム会社、株式会社Digit Worksが開発した生産管理システムです。「i-PROERP3」は個別受注・多品種少量生産に特化しており、「i-PROW Choice(チョイス)」は機能数を抑えて導入できます。
8位 GENESISS
商品名 | GENESISS |
ベンダー | GEN株式会社 |
特徴・強み | シンプルな操作性とデザイン性の高さ |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 2.5万円~ |
導入方法 | クラウド |
備考 | 関東圏スタートアップ向けプランも別途あり |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【BOXIL】口コミ投稿件数:3件/総合評価:4.67 |
「GENESISS」は、GEN株式会社が提供するバックオフィスサービスです。数多くの機能の中に生産管理システム機能もあり、Mac対応なのでiPadなどでも使用可能です。
9位 UM SaaS Cloud
商品名 | UM SaaS Cloud |
ベンダー | 株式会社シナプスイノベーション |
特徴・強み | 見積もりから受発注、生産管理まで管理 |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 4.5万円~ |
導入方法 | クラウド |
備考 | 基本パッケージは在庫管理機能のみ |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:2件/総合評価:5.0 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- |
「UM SaaS Cloud」は、シナプスイノベーションが提供する生産管理システムです。在庫管理機能の基本パッケージに、「UM工程進捗」や「UM販売管理」などのモジュールやオプションを積み上げていく料金体系です。
10位 TONOPS®生産管理システム
商品名 | TONOPS®生産管理システム |
ベンダー | 東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社 |
特徴・強み | 製造業だけでなく、物流や印刷、アミューズメント業界などにも対応可 |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 500万円~ |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | セミパッケージ方式 |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:1件/総合評価:5.0 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【生産管理システム navi】セミカスタマイズにおすすめ |
「TONOPS®生産管理システム」は、東レグループが提供するセミパッケージ方式の生産管理システムです。資生堂などの大手企業の導入実績があります。
11位 Factory-One 電脳工場シリーズ
商品名 | Factory-One 電脳工場MF、Factory-ONE 電脳工場STクラウド |
ベンダー | 株式会社エクス |
特徴・強み | 生産計画の立案から受注・出荷・手配計画(MRP手配/製番手配)・発注・受入・在庫・負荷・進捗・原価に至るものづくり情報を総合的に管理 |
導入実績 | 1,800社 |
初期費用相場 | 1,000万円~ |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | 中堅・中小企業向け |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:1件/総合評価:3.0 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【生産管理システム 徹底比較ガイド】小中規模向けランキング3位 |
「Factory-One 電脳工場」シリーズは、株式会社エクスが提供する生産管理システムです。請求・売掛・入金、仕入・買掛・支払など、販売管理機能も標準装備した生販一体型です。
「Factory-One電脳工場シリーズ」の公式ホームページを見る
12位 GLOVIA
商品名 | GLOVIA |
ベンダー | 富士通株式会社 |
特徴・強み | 国内20か所以上の製造拠点を持つ富士通が保有する製造業のノウハウが凝縮 |
導入実績 | 10,000社 |
初期費用相場 | 1,000万円~ |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 30年の実績がある |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【生産管理システム 徹底比較ガイド】大規模向けランキング1位 |
「GLOVIA」は富士通株式会社が提供する生産管理システムです。豊富なモジュール/提供形態(業種、導入形態、費用にあわせて)が用意されており、大手企業が開発・販売しているため安心感があります。
13位 OBIC7
商品名 | OBIC7 |
ベンダー | 株式会社オービック |
特徴・強み | 複数の生産形態や生産管理方式に対応、会計ともシームレスに連携 |
導入実績 | 20,000社 |
初期費用相場 | 1,000万円~ |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | 大企業での導入実績が多い |
比較サイト | 【ITトレンド】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【BOXIL】口コミ投稿件数:-/総合評価:- 【生産管理システム 徹底比較ガイド】大規模向けランキング3位 |
「OBIC7」は株式会社オービックが提供するERPパッケージシステムです。導入実績は20,000社以上となっています。製造・販売に加え、輸出入、工事、保守、修理、レンタルなどの関連業務も必要な機能を自由に選択・組み合わせて一つのシステムで統合管理できます。
14位 J WALD
商品名 | J WALD(ジェイバルト) |
ベンダー | 株式会社シナプスイノベーション |
特徴・強み | 製造物が異なる工場ごとにカスタマイズを加えず、ひとつのシステム環境上で、多種多様な製品、ライン、工場の情報を一元管理できます |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 1,000万円~ |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 基幹システム「AS/400シリーズ(IBM)」からの置き換え可能 |
「J WALD」は株式会社シナプスイノベーションが提供する生産管理システムです。生産管理・原価管理・販売管理・購買管理・在庫管理などの機能を兼ね揃えており、設備(PLC)やセンサーと連携し、実績入力、報告業務を自動化・精緻化します。また、売上情報をERP(会計システム)と連携できます。
15位 iシリーズ
商品名 | iシリーズ |
ベンダー | 日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM) |
特徴・強み | 調達から生産、物流に至る全ての計画や実行を一括管理する生産管理ソリューション |
導入実績 | 7,000社以上 |
初期費用相場 | 1,000万円~ |
導入方法 | クラウド |
備考 | 7,000社以上のお客様への導入実績を誇る統合型アプリケーションパッケージGUI-PACKなどのPACKシリーズで蓄積した技術情報をもとにしている |
「iシリーズ」は日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)が提供するiプラットフォーム上で稼働する生産管理システムです。IBMという大企業の信頼性・性能・安心感は大きく、大企業向けの生産管理システムとなっています。
16位 FutureStage
商品名 | FutureStage |
ベンダー | 株式会社日立システムズ |
特徴・強み | 中堅・中小規模企業向けの製造業・卸売業・小売業特化の基幹業務パッケージ |
導入実績 | 4,000社以上 |
初期費用相場 | 1,000万円~ |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「FutureStage」は株式会社日立システムズが提供するERPパッケージシステムです。販売、製造、購買、在庫など基幹業務情報を一元管理。属人化した業務の標準化、効率化を図るとともに、「情報の見える化」により業務の精度UPを図り、収益性の向上を実現します。
17位 ATOMS QUBE
商品名 | ATOMS QUBE |
ベンダー | クオリカ株式会社 |
特徴・強み | 受注出荷管理、生産計画、資材所要量計画、購買管理、工程管理、在庫管理、売上管理など、生産管理業務に求められる機能を搭載した、クラウド型生産管理ソリューションです |
導入実績 | 150社 |
初期費用相場 | 月額20万円~ |
導入方法 | クラウド |
備考 | 海外展開に強い |
「ATOMS QUBE」はクオリカ株式会社が提供するクラウド対応の生産管理システムです。国内はもちろん、上海、バンコク、シンガポールにもサポート拠点を設置しています。マルチ言語、マルチ通貨に対応しています。
18位 rBOM
商品名 | rBOM |
ベンダー | 大興電子通信株式会社 |
特徴・強み | 個別受注業務に特化し、国内統合BOM導入実績ナンバーワン |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 「リアルタイム統合部品表」を中心に、生産/販売機能を搭載 |
「rBOM」は大興電子通信株式会社が提供するハイブリッド販売・生産管理システムです。部品表を中心に「モノと情報」の一元化・共有化・リアルタイム化を実現します。
19位 CORE Plus NEO
商品名 | CORE Plus NEO |
ベンダー | 日本事務器株式会社 |
特徴・強み | 「CORE Plus NEO 外部連携コネクタ」により適材なITソリューションを簡易に組み合わせてシームレスに統合 |
導入実績 | 2,700社以上 |
初期費用相場 | 100万円~ |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 中堅・中小企業向け統合業務システム |
「CORE Plus NEO」は日本事務器株式会社が提供するERPパッケージシステムです。「つなぐ」をコンセプトに外部連携コネクタを搭載しており、既存の業務システムや情報活用ツールと柔軟に連携できます。
20位 DS-mart ERP
商品名 | DS-mart ERP |
ベンダー | 株式会社電算システム |
特徴・強み | 繰り返し生産と個別受注生産のハイブリッド型に対応し、生産管理、購買管理、外注管理、在庫管理、原価管理まで幅広く工場内の業務をサポートいたします |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「DS-mart ERP」は株式会社電算システムが提供するERPパッケージシステムです。販売管理、生産管理、貿易管理、会計まで網羅しており、豊富な標準機能と柔軟なカスタマイズ対応を両立しています。自社データセンターによるクラウドでワンストップ提供も可能です。
21位 MAPS
商品名 | MAPS |
ベンダー | 株式会社システム技研 |
特徴・強み | 「人と共に成長するMAPS」をコンセプトに、管理技術による利益の獲得をもたらします |
導入実績 | 800社以上 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 組立業・加工業・食品業・製薬業・化粧品業での導入実績あり |
「MAPS」は株式会社システム技研が提供する販売・生産管理システムです。各機能モジュールの組合わせにより、業種、ニーズに対応したシステムをご提供します。生産計画、在庫精度の向上、材料手配の改善など、お客様の利益に貢献します。
22位 R-PiCS
商品名 | R-PiCS |
ベンダー | JBアドバンスト・テクノロジー株式会社 |
特徴・強み | 受注生産・見込生産の両方に対応可能なハイブリッド型で、生産管理に必要な機能を網羅 |
導入実績 | 660社 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス、クラウド |
備考 | 組立加工製造業への導入が全体の70% |
「R-PiCS」はJBアドバンスト・テクノロジー株式会社が提供する生産管理システムです。日本の製造現場や経営者の意見を取り入れ、多様な業態に柔軟に対応しています。生産計画から発注・在庫・工程・原価まで展開する機能があります。
生産管理システムに関するよくある質問
最後に、当社が生産管理システムについてよくある質問を3つ紹介します。
Q.生産管理システムにデメリットはありますか?
生産管理システムの導入企業からよく聞くデメリットは、大きく3つに分かれています。
- 高額な導入コスト
- 上手に運用できないリスク
- 現場の負担増加
生産管理システムのデメリットについて、次の記事で専門家が詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。
導入前に知るべき!生産管理システムのデメリット6つ【必要?いらない?】
Q.生産管理システムは自作できますか?
生産管理システムは自作も可能です。ある程度の知識やスキルは必要になりますが、実際に多くの企業が何らかのシステムを自作して業務効率化に役立てています。
自作するメリット
- 導入コストを抑えられる
- カスタマイズしやすい
- いつでも変更できる
自作するデメリット
- 専門知識やスキルが求められる
- メンテナンスの手間が発生する
- 開発できる機能に限界がある
生産管理システムは自作できる?方法やメリット・デメリットを解説
Q.生産管理システムにはどれくらい導入効果がありますか?
実際に生産管理システムを導入した企業の事例をもとに、導入効果を紹介します。
まずは、製造現場での課題をリストアップして明確にします。課題を明確にしておけば、選定中の生産管理システムで使える機能や、カスタマイズが必要かどうかが判断しやすくなり、システムベンダー側も正確な見積を出しやすくなります。
金属加工業界の事例
- 約1000件の都度確認や手書きがほぼゼロになり、500時間以上の工数削減
- 誤出荷が90%削減し、工程飛ばしのミスもほぼゼロに
- 原因調査が半日から数分に大幅短縮!改善案出しも可能に
プラスチック成形業界の事例
- 月間約100時間かかっていたエクセル入力作業が不要に
- 在庫管理のリアルタイム化で毎朝の在庫確認作業が不要となり、月間10時間の工数削減
→ 詳しい導入事例:手書き&エクセル入力がゼロに。1人の省人効果+迅速な生産調整で生産性向上
組立品業界の事例
- 在庫が適正化され、年間約100万円の在庫金額を圧縮
- 現場と購買の入荷確認の手間がなくなり、年間72時間の工数削減
- 購買担当が発注業務に割く時間を年間80時間削減
→ 詳しい導入事例:在庫管理のシステム化に成功!リアルタイムな在庫管理で年間100万円の在庫削減
化粧品業界の事例
- 全工場で誤使用・誤投入は年間0件、年間損失額も0円に
- 3~4日かかっていた半期決算棚卸が1.5日で完了
化学品業界の事例
- エクセル在庫管理表の運用をなくし、手入力の工数を年間2400時間削減
- 現場問い合わせの工数を年間約100時間圧縮
→ 詳しい導入事例:紙・エクセル管理をやめて年間3000時間以上の工数削減!先入先出・期限管理の精緻化で品質管理体制の強化まで実現
基板実装業界の事例
- 棚カードをバーコード管理に置き換え、年間300時間以上の工数削減
- 棚卸の手入力作業がゼロになり、トータル棚卸工数を1000時間以上削減