生産管理システムのランキング16選!機能や特徴、導入メリット、選び方をまとめてご紹介
公開日:2021年10⽉12⽇
最終更新日:2023年11⽉13⽇

今回の工場改善コラムでは、生産管理システムの概要や主な機能、ERPとの違い、導入メリットをまとめて解説します。また、生産管理システムの導入を検討している方のために、次のような情報もまとめています。
- 生産管理システムを選ぶ際にチェックしておきたいこと
- 生産管理システムを選ぶ前に押さえておきたいポイント
- よく使われている生産管理システムとその特徴
多種多様な生産管理システムがある中で、どれが自社に最適なシステムなのかと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。今回の工場改善コラムがその悩みを解消するための参考になれば幸いです。
生産管理システムとは?

生産管理システムは、製造現場で行われているさまざまな業務を統合的に管理するシステムです。モノづくりに関するあらゆる情報を一元管理することで、QCD(Quality:品質、Cost:原価、Delivery:納期)の最適化や業務の効率化を実現します。
多くの製造現場では、今でも紙やエクセルを使った生産管理が行われています。しかし、紙やエクセルを使ったアナログな生産管理には手間やミスが多く、効率的ではありません。また、業務が属人化しやすく担当者の不在時に業務が止まってしまう、情報が分散してしまって有効に活用できない、といった課題も抱えています。
生産管理システムは、そういった製造現場の課題を解消するのに役立ちます。現在ではあらゆる業界・業種で利用できる生産管理システムが提供されており、企業規模を問わず導入が進んでいる状況です。
生産管理システムの主な機能
生産管理システムには、製造現場で求められるさまざまな機能が集約されています。ここでは、主要な6つの機能を簡単にご紹介します。
- 受注・出荷管理
顧客から注文を受けて出荷するまでの過程を管理する機能です。受注件数や品目、数量、納期などの情報を登録し、現場への出荷指示・生産指示・発注指示を行います。また、納期通りに出荷できるように進捗状況を把握したり、検品によって誤出荷を防止したりするのも重要な機能となります。
- 生産計画
将来の需要予測や販売計画、現在の受注情報などをもとに、「どの製品を、いつまでに、いくつ生産するのか」を計画する機能です。一般的に、ガントチャートと呼ばれるスケジュール表を作成して生産計画を立案していきます。システムによっては、事前に登録した作業工程や標準工数をもとに、設備や人の空き状況を考慮しながら自動で生産計画を立ててくれるものもあります。
- 在庫管理
完成品・仕掛品・部品・原材料・資材など、製造現場に存在するあらゆるモノの在庫を管理する機能です。在庫量を適正に保つことで、欠品による生産・出荷の遅れや過剰在庫によるキャッシュフローの悪化を防ぎます。入出庫や棚卸の記録を正確に行うために、手書きや手入力でなくバーコードによる管理を採用しているシステムもあります。
- 発注管理
製品を作るために必要な部品・原材料・資材などを仕入先へ発注する機能です。生産計画や在庫状況をもとに、最適な発注時期や数量を導き出します。また、発注したモノが予定通りに入荷しているかを管理したり、間違ったモノが入荷していないかを検品したりする機能も含まれます。
- 工程進捗管理
製造現場で行われているモノづくりの進捗状況を管理する機能です。製品が完成するまでの過程を工程単位や作業単位に分解し、どこまで進んでいるのかを正確に把握することで、納期遅れを防止します。また、各工程や作業にかかっている工数を集計することで、後述する原価管理に役立てます。
- 原価管理
製品を作るためにかかったコストを管理する機能です。生産管理システムでは、材料費・労務費・経費といった項目別に自動で集計が行われるため、実際にかかった製造原価を素早く把握できます。予定原価と実原価を比較し、ムダを削減することで、収益性が改善します。
生産管理システムの種類
製造業にはさまざまな生産方式があり、どの方式を採用しているかによって生産管理システムに求められる機能が異なります。生産管理システム側も何らかの生産方式に合わせて作られていることが多いため、どういった種類があるのかを理解しておくことが重要です。
製造業における主要な生産方式とその特徴を簡単にまとめていますので、ご確認ください。
生産方式 | 特徴 |
ライン生産 | 専用の生産ライン上で同じ製品を連続的に生産する方式 |
ロット生産 | ロット単位でまとめて生産しながら複数の製品を作る方式 |
個別生産 | 顧客の要望に応じて毎回異なる仕様の製品を生産する方式 |
見込み生産 | 市場の需要を見込んで受注前に生産する方式 |
受注生産 | 顧客からの受注後に生産する方式 |
少品種大量生産 | 特定の製品を大量に生産する方式 |
多品種少量生産 | たくさんの製品を少量ずつ生産する方式 |
変種変量生産 | 需要に応じて必要な製品を必要な量だけ生産する方式 |
ERPとは?生産管理システムとの違いを解説

生産管理システムとよく混同されるシステムに、ERPがあります。両者の違いについても理解しておきましょう。
ERPは「Enterprise Resource Planning(企業資源計画)」の略称であり、日本では「統合基幹業務システム」や「基幹システム」と言われています。会計・人事・生産・在庫・物流・販売といった企業の基幹となる業務を統合して管理するためのシステムです。
ERPのメリットは、企業経営に関わる情報を一元管理できる点です。生産・在庫・販売といった異なる業務の情報が1つのシステムに集約されているため、企業の状況をリアルタイムに把握して経営に役立てられます。また、異なる業務間でデータを連携させることでミスや工数を削減する効果もあります。
生産管理システムにとって、ERPは上位システムにあたる存在です。実際に、ERPの生産管理機能を使って生産管理をしている企業も数多くあります。しかし、ERPを活用した生産管理には、次のようなデメリットも見受けられます。
- 標準的な機能しか備わっておらず、詳細な生産管理や複雑な運用には対応できない場合がある
- 操作方法を覚えるのが大変で、製造現場の作業者にとっては使いにくい傾向にある
- 導入・運用にかかるコストが高額になりやすい
ERPと生産管理システムは目的が異なるため、状況に応じて使い分けることをおすすめします。たとえば、大手企業の場合は生産管理システムで詳細な生産管理を行い、必要な情報のみをERPに連携させている企業が多い傾向にあります。一方、中小企業ではERPまでは必要とせず、生産管理・販売管理・会計といった個別のシステムを連携させながら運用している企業が多いです。
生産管理システムの導入メリット

ここでは、生産管理システムの導入によって製造業が得られるメリットをご紹介します。
QCDの最適化
製造業では、QCD(Quality:品質、Cost:原価、Delivery:納期)の3つを意識した生産管理が行われています。しかし、QCDは互いにトレードオフの関係となっており、バランスよく高めていくのは難しいものです。生産管理システムを導入すれば、次のような形でQCDを最適化できます。
- 製造過程のどこで不具合が発生しているかが把握でき、対策を打てるようになる
- 作業内容やフローが標準化され、安定した品質でモノづくりができるようになる
- 正確な製造原価を把握でき、原価低減すべきポイントが明確になる
- 余剰在庫がなくなり、廃棄ロスや在庫管理にかかるコストが削減される
- 最適な生産計画と進捗管理により、納期遵守率が向上する
- 適正な在庫数を維持することで、欠品による納期遅延を防止できる
業務の効率化
生産管理システムを導入すれば、手書きやエクセルで生産管理を行うのに比べて業務を効率化できます。具体的には、次のような内容です。
- 手書きや手入力によるミスを削減できる
- 人による集計作業が不要になり、リアルタイムに情報を共有できる
- データを一元管理することで、二重入力や転記作業がなくなる
- システム上で必要な情報が確認できるため、担当者への問い合わせや紙帳票を探す手間がなくなる
デジタル化の推進
昨今の製造業では、DX(デジタルトランスフォーメーション)がキーワードとなっています。生産管理システムの導入は、DXの実現にもつながる重要な取り組みの一つです。アナログな生産管理をシステムによってデジタル化することで、次のようなメリットを得られます。
- 製造現場の課題が定量的なデータで分かり、改善しやすくなる
- 業務の属人化を防止し、安定した生産体制を構築できる
- 自社のノウハウが蓄積されていき、企業の競争力が高まる
- 業務の自動化・効率化により、労働時間を短縮できる
- IoTやAIといったほかのデジタル技術も活用しやすくなる
生産管理システムとの事前適合性チェック

生産管理システムは、自社の製品・生産方式・企業規模などに適したものを導入すべきです。上述した通り、生産管理システムの導入によって製造業はさまざまなメリットを得ることができますが、自社に合わないシステムを導入してしまうと得られるメリットが限定されてしまいます。
ここでは、生産管理システムとの事前適合性チェックと題して、自社に合ったシステムを選ぶ上でのポイントを4つに分けて解説します。
生産方式との適合性
上述した通り、製造業にはさまざまな生産方式があります。多くの生産管理システムは得意とする生産方式が決まっているので、自社の生産方式と合致しているかを必ず確認しておきましょう。
たとえば、オーダーメイド品を受注生産している企業の場合は、製造原価が高くなりやすいので案件ごとの収支を把握しやすいシステムが適しています。また、同じ製品を繰り返し見込み生産する企業の場合は、生産計画機能やMRP(資材所要量計画)機能が充実しており、中長期的な生産計画にもとづいて部品や原材料を適切な時期に手配できるシステムが適しています。
生産管理システムの中には、生産方式別にラインナップをそろえているものや、複数の生産方式に対応しているハイブリッド型のものなども存在しています。昨今の製造業では1社で複数の生産方式が混在するケースも増えているため、そういったシステムを選定するのもおすすめです。
業界・業種との適合性
生産管理システムを選ぶ際は、自社の業界・業種との適合性も重視すべきです。自社の業界・業種に合わないシステムを導入してしまうと、生産管理する上で必要な情報を登録できなかったり、業務プロセスが違って使いづらかったりする恐れがあります。
たとえば、食品・医薬品・化粧品といったいわゆる三品業界では、在庫の期限管理が極めて重要であり、期限切れの原材料を使用しないようにチェックする機能や先入れ先出しのチェックをする機能が求められます。一方で、金属加工・自動車部品・電子機器・産業装置といったほかの業界ではそもそも在庫の期限管理をしておらず、数量とロットの管理だけしているケースが多いです。
業界・業種との適合性は致命的な問題になりやすいので、必ず事前に確認しておきましょう。適合性をチェックする際におすすめなのが、生産管理システムの導入事例です。ホームページなどに掲載されている導入事例の中に、自社と近い業界・業種での事例があるかを事前に確認しておけば、的外れなシステムを選んでしまう可能性は低くなります。
企業規模との適合性
多くの生産管理システムは、対象としている企業規模が決まっています。大きく分けると大企業向け・中小企業向け、となりますが、中には従業員数や売上規模で記載している場合もあります。自社の企業規模と生産管理システムの対象が適合しているかを必ず確認しておきましょう。
たとえば、大企業向けの高機能な生産管理システムを中小企業で導入してしまうと、次のような問題が発生しやすくなります。
- 自社で使用しない機能が数多く含まれており、費用対効果が悪い
- 機能が多い分、操作方法を覚えるのが大変で従業員の負担になる
- 導入コスト・運用コストが高額になりやすい
提供形態との適合性
生産管理システムの提供形態は、オンプレミス型・クラウド型のいずれかに分類されます。どちらにもメリット・デメリットがあるので、自社の要望に合致する提供形態の生産管理システムを導入するようにしましょう。
システムによって若干異なる場合もありますが、オンプレミス型とクラウド型の一般的な違いを簡単にまとめていますので、参考にしてください。
オンプレミス型 | クラウド型 | |
サーバの管理方法 | 自社で管理 | ベンダーが管理 |
使用するネットワーク | 自社ネットワーク内で使用 | インターネット経由で使用 |
カスタマイズ性 | 高い | 低い |
バージョンアップ | 別途費用がかかる | 無償で実施できる |
外部システム連携 | 自社ネットワーク内であれば容易 | システムによる |
導入までの期間 | 時間がかかる | すぐに利用できる |
導入コスト | 初期費用が高額になりやすい | コストを抑えて導入しやすい |
セキュリティ | 自社ネットワークによるがカスタマイズは容易 | システムによるがカスタマイズは難しい |
障害対応 | 自社で復旧作業を実施 | ベンダーが復旧作業を実施 |
イメージとしては、システムやネットワークに詳しいIT人材が確保できており、自社の要望や特殊な運用に合わせてシステムを微調整したい場合はオンプレミス型が適しています。反対に、IT人材が十分に確保できておらず、コストパフォーマンスや拡張性を重視したい場合はクラウド型を導入するのがおすすめです。
生産管理システムを選ぶ前に押さえておきたいポイント

ここまでに紹介した内容を踏まえて、早速生産管理システムを選んでいこうと考えておられる方もいるかもしれません。しかし、生産管理システムを選び始める前に、改めて明確にしておくべき内容があります。
それは、「自社の生産管理では、何が問題で、これからどうしたいのか?」という点です。
そこが明確になっていなければ、生産管理システムを選ぶ基準がブレてしまい、結果的に自社が求めているシステムを導入できなくなる可能性があります。また、生産管理システムのベンダーと打ち合わせをする際にも、自社の要望をうまく伝えることができず、ベンダー側も良い提案ができなくなってしまうのです。
ここでは、生産管理システムを選ぶ前に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
現場の課題が明確になっているか?
まずは、製造現場での課題をリストアップして明確にしましょう。課題を明確にしておけば、選定中の生産管理システムのどの機能が使えるかや、カスタマイズが必要なのかが判断しやすくなり、ベンダー側も正確な見積を出しやすくなります。
- 手書きや手入力での記録が手間
- 在庫状況が分からず、都度現場に確認している
- 入力ミスや入力漏れが頻繁に発生し、正しく生産管理できない
- 過剰在庫や欠品が発生してしまう
- 在庫がどこにあるか覚えるのが大変で、業務が属人的になる
- 効率的な生産計画が立てられず、ムリ・ムダ・ムラが発生している
- 原価や不良の集計ができておらず、どんな集計をしたらよいかも分からない
- 実際にかかった製造原価がどれくらいか分からない
- 紙の帳票の保管場所が必要になり、探すのも大変
- 納期遅延や誤出荷が頻繁に発生している
といったように、具体的な課題をリストアップしてみましょう。また、目先の課題を解消するのはもちろんですが、「最終的にどういった製造現場を目指したいのか?」も言語化しておくことも重要です。
どのような帳票を使っているか?
現在の生産管理でどのような帳票が存在しているのかや、各帳票がどのように使われているのかを整理しておきましょう。
帳票には、製造現場で働く作業者や生産管理担当者が知りたい情報が書かれています。
- この項目にはどういった情報が書かれているのか?
- その項目はなぜ必要なのか?
- どういった目的でその項目をチェックしているのか?
といった内容を分析し、生産管理システムで管理すべき情報かどうかを事前に選別しておくのがおすすめです。選定中の生産管理システムで必要な情報を管理可能か、カスタマイズで項目を追加しなければならないか、といった判断ができて、ほかのシステムとの比較もしやすくなります。また、ベンダーに相談をしてみると、「こういう運用であれば対応できる」「この項目を代わりに使える」といった提案もしてもらいやすくなるでしょう。
既存のシステムは何を使っているか?
もし現時点で別の生産管理システムを利用しており、置き換えで新たなシステムを導入しようとしているのであれば、既存のシステムに何らかの問題があるはずです。
既存の生産管理システムの「何が使いにくいのか?」「どんな課題を解決できなかったのか?」といった問題を明確にした上で、システムの選定を始めるようにしましょう。また、生産管理システム以外に製造現場で使用しているシステムがもしあれば、システム名や用途をリストアップしておくのがおすすめです。
生産管理システムの選定時にそれらの情報をベンダーに伝えておけば、既存のシステムとの違いを詳しく説明してもらえるでしょう。また、場合によっては、ほかのシステムの機能を統合したり、自動連携によって業務の手間を削減できる可能性もあります。
生産管理システムランキング16選!特徴別にご紹介!

ここからは、当社ネクスタの見込み顧客489社に対して実施した「現在使用している生産管理システムは何ですか?」という質問への回答結果をもとに作成した生産管理システムのランキングをご紹介します。
製造業の生産管理でよく使われているシステムとその特徴がまとまっているので、選定時の参考にしてください。
489社に聞いた「現在使用している生産管理システム」ランキング(ネクスタ調べ)
1位 Fu-jin・Raijin
2位 GLOVIA
3位 EXPLANNER
4位 Factory-One電脳工場MF
5位 OBIC7
6位 TECHS
7位 J WALD
8位 iシリーズ
9位 FutureStage
10位 TPiCS
11位 ATOMS QUBE
12位 rBOM
13位 CORE Plus NEO
14位 DS-mart ERP
15位 MAPS
16位 R-PiCS
1位 Fu-jin・Raijin
商品名 | Fu-jin・Raijin(風神・雷神) |
ベンダー | 株式会社大塚商会 |
特徴・強み | 中堅・中小の組立製造業の管理体制を強化し、コスト削減、納期短縮、生産効率の向上を実現します |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 1,000万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 加工業向けの「Ryu-jin・Wun-jin」、配合業向けの「Blendjin」も提供している |
「Fu-jin・Raijin」は株式会社大塚商会が提供している生産管理システムです。同社はもともと中小企業のITサポートを幅広く実施しており、その延長として中小企業向けの生産管理システムを開発・販売しています。
「Fu-jin・Raijin(風神・雷神)」の公式ホームページを見る
2位 GLOVIA

商品名 | GLOVIA |
ベンダー | 富士通株式会社 |
特徴・強み | 国内20か所以上の製造拠点を持つ富士通が保有する製造業のノウハウが凝縮されています |
導入実績 | 10,000社 |
初期費用相場 | 1,000万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 30年の実績がある |
「GLOVIA」は富士通株式会社が提供する生産管理システムです。豊富なモジュール/提供形態(業種、導入形態、費用にあわせて)が用意されており、大手企業が開発・販売しているため安心感があります。
3位 EXPLANNER

商品名 | EXPLANNER |
ベンダー | 日本電気株式会社(NEC) |
特徴・強み | 企業内に蓄積されたデータだけでなく、さまざまな外部データともつながることで、ビジネスの幅を飛躍的に拡げることができます |
導入実績 | 30,000社 |
初期費用相場 | 3,000万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「EXPLANNER」は大手企業である日本電気株式会社(NEC)が開発したERPパッケージシステムです。オンプレミス版では開発フレームワークが提供されており、お客様独自の付加価値を自由に反映することが可能です。クラウド版では信頼性の高いNECのインフラ上で、拡張性に優れた憲付加価値のサービスを実現します。
4位 Factory-One電脳工場MF
商品名 | Factory-One電脳工場MF |
ベンダー | 株式会社エクス |
特徴・強み | 生産計画の立案から受注・出荷・手配計画(MRP手配/製番手配)・発注・受入・在庫・負荷・進捗・原価に至るものづくり情報を総合的に管理し、工場経営を強力に支援します |
導入実績 | 1,700社 |
初期費用相場 | 1,000万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 中堅・中小企業向け |
「Factory-One電脳工場MF」は株式会社エクスが開発した生産管理システムです。導入実績が1,700件を超える中小企業向けのパッケージシステムとなっています。生産管理システムでありながら、請求・売掛・入金、仕入・買掛・支払など販売管理機能も標準装備した生販一体型のシステムです。
「Factory-One電脳工場MF」の公式ホームページを見る
5位 OBIC7

商品名 | OBIC7 |
ベンダー | 株式会社オービック |
特徴・強み | 複数の生産形態や生産管理方式に対応する「ハイブリッド型生産管理」が企業に最適な生産管理を実現。また販売管理と一体化し、会計ともシームレスに連携、製造業の経営管理全体を最適化できます。 |
導入実績 | 20,000社 |
初期費用相場 | 1,000万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「OBIC7」は株式会社オービックが提供するERPパッケージシステムです。導入実績は20,000社以上となっています。製造・販売に加え、輸出入、工事、保守、修理、レンタルなどの関連業務も必要な機能を自由に選択・組み合わせて一つのシステムで統合管理できます。
6位 TECHS

商品名 | TECHS |
ベンダー | 株式会社テクノア |
特徴・強み | 個別受注型や多品種少量など、お客様の業種や生産形態、生産プロセスに合わせてお選びいただけます |
導入実績 | 4,300社 |
初期費用相場 | 100万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 個別受注型機械・装置業向けの「TECHS-S」、多品種少量型部品加工業向けの「TECHS-BK」などの種類がある |
「TECHS」は株式会社テクノアが提供する生産管理システムのシリーズです。中小製造業向きで導入費用は100万円〜1,000万円程度となっています。品質向上、コスト削減、納期短縮を図り、DXを実現します。
7位 J WALD

商品名 | J WALD(ジェイバルト) |
ベンダー | 株式会社シナプスイノベーション |
特徴・強み | 製造物が異なる工場ごとにカスタマイズを加えず、ひとつのシステム環境上で、多種多様な製品、ライン、工場の情報を一元管理できます |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 1,000万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「J WALD」は株式会社シナプスイノベーションが提供する生産管理システムです。生産管理・原価管理・販売管理・購買管理・在庫管理などの機能を兼ね揃えており、設備(PLC)やセンサーと連携し、実績入力、報告業務を自動化・精緻化します。また、売上情報をERP(会計システム)と連携できます。
8位 iシリーズ

商品名 | iシリーズ |
ベンダー | 日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM) |
特徴・強み | 調達から生産、物流に至る全ての計画や実行を一括管理する生産管理ソリューションです |
導入実績 | 7,000社以上 |
初期費用相場 | 1,000万円以上 |
導入方法 | クラウド |
備考 | 7,000社以上のお客様への導入実績を誇る統合型アプリケーションパッケージGUI-PACKなどのPACKシリーズで蓄積した技術情報をもとにしている |
「iシリーズ」は日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)が提供するiプラットフォーム上で稼働する生産管理システムです。IBMという大企業の信頼性・性能・安心感は大きく、大企業向けの生産管理システムとなっています。
9位 FutureStage

商品名 | FutureStage |
ベンダー | 株式会社日立システムズ |
特徴・強み | 中堅・中小規模企業のために開発された製造業、卸売業、小売業特化の基幹業務パッケージです |
導入実績 | 4,000社以上 |
初期費用相場 | 1,000万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「FutureStage」は株式会社日立システムズが提供するERPパッケージシステムです。販売、製造、購買、在庫など基幹業務情報を一元管理。属人化した業務の標準化、効率化を図るとともに、「情報の見える化」により業務の精度UPを図り、収益性の向上を実現します。
10位 TPiCS

商品名 | TPiCS |
ベンダー | 株式会社ティーピクス研究所 |
特徴・強み | 「速く、安く、レスポンス良く しかし、安定した生産」を実現するための生産管理システムです |
導入実績 | 2,000社 |
初期費用相場 | 120万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「TPiCS」は株式会社ティーピクス研究所が開発した生産管理システムのパッケージです。豊富なカスタム設定が特徴となっています。「攻撃的生産管理システム」と銘打っているように従来のやり方や考え方に捕らわれず、根本から考え直しましょう、という考え方で導入をサポートしてくれます。
11位 ATOMS QUBE

商品名 | ATOMS QUBE |
ベンダー | クオリカ株式会社 |
特徴・強み | 受注出荷管理、生産計画、資材所要量計画、購買管理、工程管理、在庫管理、売上管理など、生産管理業務に求められる機能を搭載した、クラウド型生産管理ソリューションです |
導入実績 | 150社 |
初期費用相場 | 月額20万円以上 |
導入方法 | クラウド |
備考 | 海外展開に強い |
「ATOMS QUBE」はクオリカ株式会社が提供するクラウド対応の生産管理システムです。国内はもちろん、上海、バンコク、シンガポールにもサポート拠点を設置しています。マルチ言語、マルチ通貨に対応しています。
12位 rBOM

商品名 | rBOM |
ベンダー | 大興電子通信株式会社 |
特徴・強み | 個別受注業務に特化し、国内統合BOM導入実績ナンバーワン |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 「リアルタイム統合部品表」を中心に、生産/販売機能を搭載 |
「rBOM」は大興電子通信株式会社が提供するハイブリッド販売・生産管理システムです。部品表を中心に「モノと情報」の一元化・共有化・リアルタイム化を実現します。
CORE Plus NEO

商品名 | CORE Plus NEO |
ベンダー | 日本事務器株式会社 |
特徴・強み | 「CORE Plus NEO 外部連携コネクタ」により適材なITソリューションを簡易に組み合わせてシームレスに統合 |
導入実績 | 2,700社以上 |
初期費用相場 | 100万円以上 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 中堅・中小企業向け統合業務システム |
「CORE Plus NEO」は日本事務器株式会社が提供するERPパッケージシステムです。「つなぐ」をコンセプトに外部連携コネクタを搭載しており、既存の業務システムや情報活用ツールと柔軟に連携できます。
14位 DS-mart ERP

商品名 | DS-mart ERP |
ベンダー | 株式会社電算システム |
特徴・強み | 繰り返し生産と個別受注生産のハイブリッド型に対応し、生産管理、購買管理、外注管理、在庫管理、原価管理まで幅広く工場内の業務をサポートいたします |
導入実績 | 不明 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「DS-mart ERP」は株式会社電算システムが提供するERPパッケージシステムです。販売管理、生産管理、貿易管理、会計まで網羅しており、豊富な標準機能と柔軟なカスタマイズ対応を両立しています。自社データセンターによるクラウドでワンストップ提供も可能です。
15位 MAPS

商品名 | MAPS |
ベンダー | 株式会社システム技研 |
特徴・強み | 「人と共に成長するMAPS」をコンセプトに、管理技術による利益の獲得をもたらします |
導入実績 | 800社以上 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | 組立業・加工業・食品業・製薬業・化粧品業での導入実績あり |
「MAPS」は株式会社システム技研が提供する販売・生産管理システムです。各機能モジュールの組合わせにより、業種、ニーズに対応したシステムをご提供します。生産計画、在庫精度の向上、材料手配の改善など、お客様の利益に貢献します。
16位 R-PiCS

商品名 | R-PiCS |
ベンダー | JBアドバンスト・テクノロジー株式会社 |
特徴・強み | 受注生産・見込生産の両方に対応可能なハイブリッド型で、生産管理に必要な機能をすべて網羅!組立加工製造業への導入が全体の70% |
導入実績 | 660社 |
初期費用相場 | 不明 |
導入方法 | オンプレミス |
備考 | クラウド版もあり |
「R-PiCS」はJBアドバンスト・テクノロジー株式会社が提供する生産管理システムです。日本の製造現場や経営者の意見を取り入れ、多様な業態に柔軟に対応しています。生産計画から発注・在庫・工程・原価まで展開する機能があります。
ネクスタの生産管理システム「SmartF」
ここまでで、当社ネクスタが実施した「現在使用している生産管理システムは何ですか?」という質問をもとにしたランキングをご紹介しました。このアンケートからは、ほかにも分かったことがあります。
- 8割の企業が、既存の生産管理システムをうまく使いこなせていない
- 生産管理システムを導入することで管理はできるが、管理するための時間が増大している
- 製造現場の規模が大きいほど、パソコンに情報を入力する手間がかかる
ランキングで紹介した生産管理システムを既に導入していても、何らかの問題が発生しているケースが多いようです。生産管理システムの導入・運用はそれだけ難しいことであるといえるでしょう。

当社ネクスタでも、生産管理システム「スマートF」を開発しています。手前味噌ではありますが、上記のようなお悩みを持つ製造業の企業様にも広くご利用いただいています。
商品名 | スマートF |
ベンダー | 株式会社ネクスタ |
特徴・強み | 必要な機能から、まずは1拠点から等の「スモールスタート」OK。130を超える設定機能で、個別カスタマイズなしで柔軟な設定が可能。既存システムとの連携もOK。 |
導入実績 | 100社以上(中小・中堅~大手まで、企業規模・業種問わず幅広く実績あり) |
初期費用相場 | 初期費用 30万円~ |
導入方法 | クラウド |
備考 | 導入コンサルティング付きのトライアルを利用可能 |
スマートFの主な特徴は、次の通りです。
- クラウド型でサーバを手配・管理する必要がない
- クラウド型で部署・ユーザー数・機能などを自由に拡張できる
- クラウド型ならではの継続的なバージョンアップで、機能が充実していく
- クラウド型かつ機能別で提供しているため、最小限の機能と費用で導入してスモールスタートでき、リスクと現場の負担を最小限に抑えられる
- 標準機能でハンディターミナルに対応しており、情報入力の手間やミスを軽減できる(他社ではオプションになっていることが多い)
- 項目の表示/非表示、項目の表示名、帳票のレイアウト、データの取込/出力フォーマットなどの多くの設定が自由にカスタムできる
- 製造現場に詳しいIT人材による運用設計や充実した運用サポートが受けられる
- 「初期導入費用30万円・月額4万8,000円」から導入できる
- 導入支援つきのトライアル利用ができる
ネクスタでは、製造現場とITに詳しい担当者がお客様の課題・現状をしっかり聴きながらコンサルティングを行い、各社の現場に合う使い方をご提案いたします。スモールスタートで導入できるため、失敗するリスクを抑えて生産管理システムを導入することが可能です。また、トライアルの利用も可能で、トライアルの時点から導入支援担当がつきます。初めて生産管理システムを検討するお客様にも安心です。
実際に、スマートFを導入していただいたお客様の導入事例をいくつか掲載しております。ぜひ参考にしてみてください。
【生産管理システム】数千万円の既存システムを置き換え、業務効率も組織も大幅改善
【生産管理システム】手書き&エクセル入力がゼロに。1人の省人効果+迅速な生産調整で生産性向上
【原料在庫管理システム】ハンディ端末を用いた作業記録で正確な在庫管理を実現
より詳しい情報は、無料でダウンロードしていただける資料にまとめています。生産管理システムの導入をお考えの際は、以下フォームよりダウンロードできる資料もご参考にしていただけると幸いです。