2020年02⽉12⽇
【原料在庫管理システム】毎日の原料在庫数の確認の手間を95%削減
香住食研株式会社
業界 | 食品業界 |
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会社規模 | 30~99人 |
機能 | 在庫管理 |
システム概要
課題
- 紙で入出荷記録をしており、正確な在庫管理ができていない
- 毎日すべての在庫品の数を目視で確認している
- 在庫欠品に気付くのが遅れ、製造の中断と納期の遅れが発生することがある
- どこに何を保管しているかを担当者しか把握できておらず、出荷時に探すのが手間
- 先入先出が徹底できていないため、無駄な廃棄が発生することがある
解決策
- 原料ラベルを発行し、ケースに貼り付ける
- ハンディ端末で入荷/出荷の記録をし、PCで在庫管理
効果
- ハンディ端末を用いた入荷/出荷の記録で、在庫確認の手間を削減
- 在庫欠品による製造の中断と納期遅れを削減し、ラインの回転率も向上
- エリア管理で出荷時の探す手間を削減
- 先入先出の徹底で無駄な廃棄を削減
導入の背景【日々の原料在庫数確認の手間】
今回の原料在庫管理システムを導入頂いた企業様は、主に大手スーパーへたこ焼きやお好み焼きなどの冷凍食品を製造・販売されています。
システム導入前は、入出荷情報および在庫数はすべて紙で記録しており電子情報として全く残せていませんでした。
目視での確認ミスや手書きの入力ミスで、出荷時に必要な在庫数に達していないこともあり、その際は製造の中断・納期の遅れでお客様に迷惑を掛けしてしまうことも稀にあった。
包材・資材担当・常温原料担当などに分かれて、毎日4名の作業員が1日の作業終わりにすべての原料の在庫数を目視で確認し、紙に手書きで記録しており、在庫数確認作業だけで毎日約2時間の工数がかかっていました。
また、目視での確認ミスや手書きの入力ミス/入力漏れで、出荷時に必要な原料が欠品していることもあり、その際は製造の中断・納期の遅れが発生してしまうこともありました。
導入効果【原料在庫数の確認の手間を95%削減】
導入システムでは原料ラベルを発行でき入荷時に原料ラベルを貼り付ければ、ハンディ端末を用いて手間なく簡単に入出荷の記録をすることができるので、正確な保管場所・在庫数を把握できるようになりました。
正確な在庫管理の実現により、これまで毎日4人で2時間かかっていた原料在庫数の確認の手間/工数の約95%削減を実現しました。
エリア管理もできるので、入庫担当以外の人でもどの原料がどこに保管されているかをPCですぐに確認できるようになりました。
また、ロットや期限の管理により先入先出の徹底を実現でき、無駄な原料廃棄を防ぐことができるようになりました。
さらに発注点管理により、在庫数が設定した発注点を下回るとすぐにわかるようになっているので在庫欠品による製造中断・納期遅れも削減できるようにとても満足して頂いています。
お客様の声
シンプルで見やすく使いやすい!!対応の早さ、値段の安さにも驚きました。
新工場設立に伴い、システム化していく中で弊社の要望にも柔軟に素早く対応して頂けました。
また、システムの画面がシンプルで見やすく操作も簡単なので、システムに不慣れな現場の担当者でも問題なくすぐに運用をスタートすることができるようになりました。