2020年03⽉19⽇
【工程管理システム】ハンディ端末を用いた作業記録でエクセル管理の工数削減を実現
ファインセラミックス製品製造会社
業界 | その他製造業 |
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会社規模 | 300~499人 |
機能 | 工程管理 |
システム概要
課題
- 25名分の作業実績を、エクセル集計するのに毎日6時間かかっている
- 生産進捗を確認するのに、毎日3人が1時間かけて行っている
解決策
- 各工程毎にハンディ端末で作業実績の記録を行い、PCで工程進捗や工数集計が確認可能
- ハンディ端末で入力した作業実績を基に現品票を発行し、製品に貼り付けて現物にも進捗表示
効果
- ハンディ端末での作業実績記録&自動集計で作業実績の記録工数を削減
- 製造進捗の確認がPCで瞬時にできる
導入の背景【実績入力と製造進捗の集計の効率化】
今回の工程管理システムを導入頂いた企業様は、樹脂製品部門とファインセラミックス製品部門があり、樹脂製品部門ではシステムを利用し生産実績の記録を行っていました。しかし、製造工程の違いからファインセラミックス製品部門では同じシステムを利用することが出来ず、長年システム導入が出来ていない状況でした。
システム導入前は、各製造担当者が、各製造工程の作業完了後に紙の現品票や作業実績票に作業実績を手書きで記入し、記入した帳票をまとめて、エクセルの実績集計表に転記するという二重作業をしており、約25名の製造担当者が入力作業を都度行うため、工場全体で毎日6時間ほどの手間が発生していました。
また、主要な品目については、毎日どこまで製造が進んでいるか把握するために1日の終わりに「仕掛在庫の確認、どの工程まで進んでいるか、何個製品ができているか」を人の手で集計しており3名が毎日集計作業に1時間ほどかけていました。
これらの作業をシステム化し、効率化するためのシステムを検討していました。
導入効果【製造実績の集計の手間半減と製造進捗の見える化】
ハンディ端末で作業実績の記録を行い、その結果が自動集計されることで、元々行っていたエクセルの実績集計表が不要になり、二重入力がなくなりました。作業実績の記録自体も、ハンディ端末で簡単に記録することができるので手書きに比べて効率が上がりました。
その結果、製造実績の集計作業時間の半減を実現することができました。
また、ハンディ端末で作業実績の記録を行うことで、現場でどの製品が、どの工程で何個作られているかがリアルタイムで細かく分かるようになりました。
その結果、製造進捗の集計作業が不要になり、PCで簡単に集計結果を出力出来るようになりました。
お客様の声
使いやすいシステムで現場への浸透も早かった
システムを導入するのが初めてで現場が使えるか心配していましたが、シンプルで操作方法も簡単だったので、現場担当者への浸透が早かったです。システム導入前は現場に浸透するのに時間がかかると思っていましたが、すんなりシステム化が出来たので良かったです。
使い方の説明や問合せへの対応が素早く助かった
分からないことがあった時にネクスタの営業担当者へ問合せをすると、直ぐに回答をもらえて電話内容の確認メールも送られてきたので非常に助かっています。