2020年03⽉05⽇
【資産管理システム】資産管理システムの導入で無駄な固定資産税年間約30万円の出費を削減
化学品製造会社
業界 | 化学品業界 |
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会社規模 | 300~499人 |
機能 | 在庫管理 |
システム概要
課題
- 固定資産の棚卸を行っておらず資産状態を把握できていない
- 無駄な固定資産税の出費を抑えたい
解決策
- バーコード付き資産ラベルを発行して各資産に貼り付け、ハンディ端末を用いて固定資産の棚卸を行う
効果
- すべての固定資産の状態を正確に把握することができる
- 幽霊資産が見つかり無駄な固定資産税の出費を抑えることにつながる
導入の背景
固定資産の棚卸を行っていないので、資産状態を把握できていない
固定資産の管理はエクセルで作った資産台帳で行っており、新品購入のときに入力して、現場から廃棄などの報告があった場合のみ更新していたので報告漏れや更新漏れなどで正確な管理ができていなかった。
固定資産が全部で約2500ほどあり棚卸が手間で実施できておらず、実際は滅失しているのに帳簿上は存在している幽霊資産がたくさんあったので申請すれば払わなくても良い固定資産税をずっと支払い続けていた。1点1点の固定資産税は少ないが、管理できていない固定資産が多すぎて総額年間約30万円になっていた。
導入効果
導入準備段階の固定資産の洗い出しで幽霊資産を多数発見し、無駄な出費を削減できました。
システム導入準備段階で現在の固定資産を洗い出した結果、幽霊資産がたくさん見つかり年間約30万円の無駄な出費を抑えることにつながりました。
現在は本稼働に向けて資産ラベルを全ての固定資産に貼り付けていっています。システムで発行される資産ラベルには購入日などの資産情報が記載されているので一目でわかるようになっています。
本稼働後は下記のような導入メリットが想定されます。
①棚卸作業は資産ラベルを読み取るだけで簡単に棚卸結果を記録できるので、各固定資産の状態を正確に把握することができるようになります。その結果、今後、幽霊資産がなくなり無駄な固定資産税の出費を削減することができそうです。
②ハンディ端末で固定資産の画像の表示もできるので資産を探す手間もなくなりそうです。