ランキング

今回の工場改善コラムでは「生産管理システムの使用ランキング」について当社独自の「シェア率」にもとづいて、実際に使われている生産管理システムを紹介します。

記事の後半では、生産管理システムの選び方のポイントもご紹介します。

シェア率ランキング・生産管理システム

「現在使用している生産管理システムは何ですか?」という質問を、当社ネクスタの見込み客489社にした回答をシェア率としてまとめました。

その結果、よく使われている生産管理システムのランキングが以下のようになりました。

489社に聞いた「現在使用している生産管理システム」ランキング(ネクスタ調べ)

1位 風神・雷神

2位 GLOVIA

3位 EXPLANNER

4位 Factory-One電脳工場MF

5位 OBIC7

6位 TECHS

7位 ビズインテグラル「J WALD(ジェイ バルト)」

8位 IBM 「iシリーズ」

9位 FutureStage

10位 TPiCS-X 

では、それぞれを詳しく紹介していきます。

1位 風神・雷神

商品名Fu-jin・Raijin(風神・雷神)
メーカー大塚商会
特徴・強味中堅・中小の製造業の管理体制を強化し、コスト削減、納期短縮、生産効率の向上を実現します。
導入実績不明
初期費用相場1,000万円以上
導入方法オンプレミス
備考中小~中堅の組立製造業向け

Fu-jin・Raijinは、大塚商会が開発した生産管理システムです。もともと中小企業のIT周りのサポートで入り込んでおり、その延長として、中小企業向けの生産管理システムを開発して販売しています。

→ 「Fu-jin・Raijin(風神・雷神)」の公式ホームページを見る

2位 GLOVIA

商品名GLOVIA
メーカー富士通
特徴・強味国内20か所以上の製造拠点を持つ富士通が保有する製造業のノウハウが凝縮されています。
導入実績10,000社
初期費用相場1,000万円以上
導入方法オンプレミス
備考30年の実績がある

GLOVIAは、富士通が開発した生産管理システムです。大手企業の富士通が、自社の国内20か所以上の製造拠点のノウハウを結集してつくった生産管理システムです。大手企業の開発なので、安心感があります。

→ 「GLOVIA」の公式ホームページを見る

3位 EXPLANNER

商品名EXPLANNER
メーカーNEC
特徴・強味信頼性の高いNECのインフラ上で、拡張性に優れた憲付加価値のサービスを実現します。
導入実績30,000社
初期費用相場3,000万円以上
導入方法オンプレミス
備考クラウド版もあり

EXPLANNERは、大手のNECが開発した生産管理システムのパッケージです。信頼性の高いNECのインフラ上で、拡張性に優れた生産管理システムを提供しています。

→ 「EXPLANNER」の公式ホームページを見る

4位 Factory-One電脳工場MF

商品名Factory-One電脳工場MF
メーカー(株)エクス
特徴・強味生産計画の立案から受注・出荷・手配計画(MRP手配/製番手配)・発注・受入・在庫・負荷・進捗・原価に至るものづくり情報を総合的に管理し、工場経営を強力に支援します。
導入実績1,600社
初期費用相場1,000万円以上
導入方法オンプレミス
備考中堅・中小の工場向けシステム

Factory-One電脳工場MFは(株)エクスが開発した生産管理システムです。導入実績が1,600件を超える中小企業向けの生産管理システム・パッケージの開発会社です。

生産計画から受注・出荷・手配計画(MRP手配/製番手配)・発注・受入・在庫・負荷・進捗・原価に至る情報を総合的に管理することができます。

→「Factory-One電脳工場MF」の公式ホームページを見る

5位 OBIC7

商品名OBIC7
メーカー(株)オービック
特徴・強味複数の生産形態や生産管理方式に対応する「ハイブリッド型生産管理」が企業に最適な生産管理を実現。また販売管理と一体化し、会計ともシームレスに連携、製造業の経営管理全体を最適化できます。
導入実績20,000社
初期費用相場1,000万円以上
導入方法オンプレミス
備考クラウド版もあり

(株)オービックが開発した生産管理システムのパッケージです。導入実績は20,000社以上です。

複数の生産形態や生産管理方式に対応する「ハイブリッド型生産管理」が可能です。また販売管理と一体化し、会計とも連携しているので、製造業の経営管理全体を最適化できます。

→ 「OBIC7」の公式ホームページを見る

6位 TECHS

TECHS
商品名TECHS
メーカー(株)テクノア
特徴・強味ひとつのシステム環境上で、多種多様な製品、ライン、工場の情報を一元管理できます。
導入実績4,000社
初期費用相場100万円以上
導入方法オンプレミス
備考「コストの削減」「利益体質の実現」「経営力の強化」といった製品コンセプト

TECHSは(株)テクノアが開発した生産管理システムです。中小製造業に最適で、導入費用は100万円~1,000万円です。どのような生産管理の課題を解決したいか、またどのようない運用をしたいかで、システム導入費用は変わってきます。比較的に機能に関してはバランスの良い生産管理システムです。テクノアの会社規模は10名ほどで運営されています。

→ 「TECHS」の公式ホームページを見る

7位 ビズインテグラル「J WALD(ジェイ バルト)」

ビズインテグラル「J WALD(ジェイ バルト)」
商品名ビズインテグラル「J WALD(ジェイ バルト)」
メーカー(株)NTTデータ・ビズインテグラル
特徴・強味ひとつのシステム環境上で、多種多様な製品、ライン、工場の情報を一元管理できます。
導入実績不明
初期費用相場1,000万円以上
導入方法オンプレミス
備考クラウド版もあり

製造業向け生産管理システム「J WALD(ジェイバルト)」は、生産管理・原価管理・販売管理・購買管理・在庫管理などの機能を兼ね揃えた、製造業向け総合生産管理システムです。設備(PLC)やセンサーと連携し、実績入力、報告業務を自動化・精緻化します。また、売上情報をERP(会計システム)と連携できます。仕訳情報から生産管理システムの情報まで遡って確認することが可能です。

→ ビズインテグラル「J WALD(ジェイ バルト)」の公式ホームページを見る

8位 IBM 「iシリーズ」

商品名iシリーズ
メーカーIBM
特徴・強味調達から生産、物流に至る全ての計画や実行を一括管理する生産管理ソリューションです。生産計画機能・生産実績管理機能が使えます。
導入実績7,000社以上
初期費用相場1,000万円以上
導入方法クラウド
備考基幹システムに求められる性能、信頼性を求めるならIBMです。

IBMという大企業の信頼性・性能・安心感は大きいです。大企業向けの生産管理システム導入時には相応しいです。細かいカスタマイズで導入料金が変わりますので、まずは問い合わせて概要を聴くのが良いです。

→ IBM「iシリーズ」の公式ホームページを見る

9位 FutureStage

商品名FutureStage
メーカー(株)日立システムズ
特徴・強味中堅・中小規模企業のために開発された製造業、卸売業、小売業特化の基幹業務パッケージです。
導入実績4,000社以上
初期費用相場1,000万円以上
導入方法オンプレミス
備考クラウド版もあり。

「FutureStage」は、損益情報、在庫情報、製造現場の進捗状況など基幹業務に関わるすべてのデータを⼀元化します。

製造業や卸売業、⼩売業における企業活動の基幹となる「⽣産」と「販売」に軸⾜を置き、豊富な機能を備えた基幹系統合業務パッケージです。

→ FutureStageの公式ホームページを見る

10位 TPiCS-X

商品名TPiCS
メーカー(株)ティーピクス研究所
特徴・強味「速く、安く、レスポンス良く しかし、安定した生産」をテーマにした生産管理システムです。
導入実績1,991社
初期費用相場120万円以上
導入方法オンプレミス
備考クラウド版もあり

TPiCSは(株)ティーピクス研究所が開発した生産管理システムのパッケージです。TPICSは、カスタマイズ機能が豊富で、「攻撃的生産管理システム」と銘打っているように、従来のやり方や考え方に捕らわれずに、根本から考え直しましょう、という考え方で導入をサポートしてくれます。

→ 「TPiCS-X」の公式ホームページを見る

以上、当社ネクスタが「現在使用している生産管理システムは何ですか?」という質問を基にしたランキングをご紹介しました。

このアンケートから他にもわかったのは、

  • 8割の会社が、既存の生産管理システムを使いこなせていない
  • 生産管理システムを導入することで管理はできるが、管理するための時間が増大した
  • パソコンに情報入力する手間がかかる(規模の大きい現場)

という結果です。

これまで紹介した生産管理システムを既に導入していても、上記の不満が生じていることもあります。

次に、生産管理システムを導入する場合に気を付けたいポイントを紹介します。

生産管理システムを導入する前に押さえたいポイント

ポイント

生産管理システムのパッケージを探すときに、巷のランキングを基に導入することはあまり意味がないかもしれません。

ランキングよりも、「自社の生産管理では、何が問題で、これからどうしたいのか?」を明確にすることが大切です。

ここでは、生産管理システムをランキングで選ぶ前に押さえたいポイントを整理します。これらを明確にしておくと、生産管理システム会社も提案しやすくなります。

現場の課題が明確になっているか?

まずは、製造現場での課題をリストアップして明確にしましょう。課題を明確にすると、該当の生産管理システムのどの機能が使えるか、またはカスタマイズできるかが分かりやすくなり、価格の見積が出しやすくなります。

例えば、次のような課題です。

  • 手書きやエクセル入力で入出庫記録が手間
  • 在庫がわからないから都度現場に確認している
  • 手書きやエクセル入力で入力ミス/漏れが発生し、在庫数がずれる
  • 過剰発注や欠品が発生する。都度現場確認している
  • 在庫がどこにあるか覚えるのが大変、業務が属人的になる
  • 原価や不良の集計ができていない。集計に手間がかかる。どんな集計をしたらよいかわからない
  • 実際にかかった原価がどれくらいかわからない
  • 検査結果の紙の保管場所のスペースが必要になり、探すのも大変

など、具体的に課題をリストアップしてみましょう。そうすることで、生産管理システムの見積をより正確に最適に提案してもらえるでしょう。

どのような帳票を使っているか?

現在の工場の生産管理で、どのような帳票(チェック表)を使っているかをシステム会社に伝えてみてください。帳票には、現場担当者が知りたい項目が書かれています。

それらの項目はなぜ必要なのか、何を目的にその項目をチェックしているのか?

それらを事前にシステム会社に伝えることも、自社に合った生産管理システムのパッケージを導入する上で大切です。

既存のシステムは何を使っているか?

もし現在、すでに別の生産管理システムを導入されているなら、どのシステムを使っているかを、見積を取る生産管理システム会社に明示するのを忘れないようにしましょう。

既存の生産管理システムで、

  • 何が使いにくいのか?
  • 何が解決されていないのか?

を明確にしましょう。

以上、生産管理システムを選ぶ前に押さえたいポイントを紹介しました。

実際には、システムのカスタマイズを行うのはほぼ必須になると思われます。

これから新たに生産管理システムを導入したい、もしくは現時点で生産管理システムを導入しているが、使い勝手に不満を感じている方は、上記のポイントを参考にしてください。

ネクスタの生産管理システム「SmartF」

ここまで、生産管理システムのランキングについて説明してきました。

当社ネクスタも、生産管理システムを開発しています。

ネクスタでは、下記の点を強みにして、生産管理システム「SmartF」を中小規模の製造業者様に提案しています。

  • クラウド型なので、パッケージをサーバにインストールする手間がない
  • クラウド型なので、自由にカスタマイズ可能(部署、対象、機能が増やせる)
  • クラウド型なのでスモールスタートで試せる
  • ハンディー端末が標準でついている(他社ではオプションになっている)
  • ハンディー端末で、現場でバーコードで在庫管理ができる
  • 製造現場に詳しいSEがいるのが特徴
  • 在庫管理・ロット管理・トレーサビリティに強い
  • スモールスタートで
  • 最低価格は「初期30万円・月額25,000円」

当社ネクスタ「SmartF」を導入したお客様の事例はこちらです、参考にしてみてください。

【事例①】【調合管理システム】ハンディ端末を用いた作業記録で正確な在庫管理を実現

【事例②】【工程管理システム】ハンディ端末を用いた作業記録でエクセル管理の工数削減を実現

【事例③】【原料在庫管理システム】ハンディ端末を用いた在庫管理で在庫確認の手間と棚卸工数を削減

以上のように、当社ネクスタでは、現場に詳しいシステム担当者が、お客様の課題・現状をしっかり聴きながら、コンサルティングを行い、貴社に最適なシステムを提案いたします。

生産管理システムは、ランキングを基に導入しても、実際に上手く使いこなせていない例も多いです。

  • 現場の課題が明確になっているか?
  • どのような帳票を使っているか?
  • 既存のシステムは何を使っているか?

これらの点を明確にして、自社に合った生産管理システムを導入することをおすすめします。


生産管理システムの導入をお考えなら、ネクスタの『SmartF』をお試しください。貴社に最適な生産管理システムを提案し、最小限の価格と負担で在庫管理システムが構築可能です。まずは、お気軽にご相談ください。