予算管理とは、作成した予算を適切に管理することです。
基本的に、次の「期」の前に予算を作成し、期末に実績と予算を比較します。
製造現場においては設備投資や修繕、消耗品にかかる金額を把握するために、予算計画を立てて予実を比較することは重要です。
担当者は、より効率的に予算計画をたてるためにどのような方法で予算管理をしたらよいか悩んでおられると思います。
会社の目標を数値として出すことで、多くの人に分かりやすく伝えることができ、 数値を明確化、見える化することで、メンバー全員のモチベーションアップに繋げることができます。
数値はあいまいさを含まないため達成できたのかできなかったのか、目標に対しての進捗も把握可能です。
・メリット:システム化により業務を効率化できる
・デメリット:導入費用が高額になるケースが多い、導入までの仕様検討が大変
・メリット:無料で使える、紙のため、自由に書くことが可能
・デメリット:毎回紙の印刷が必要、入力や管理の手間が発生
・メリット:無料で使える、操作に慣れているため簡単
・デメリット:入力に手間がかかり、ミスなどが発生
上記から、まずは紙や、エクセルで予算計画を立てているという現場がほとんどではないでしょうか。
今回は、エクセルでの予算管理を始めたいという方や、今のやり方を見直したいという方向けに、無料のエクセルテンプレートを用意しています。
下記のダウンロードフォームからダウンロードしてお使いください。
今回ご提供するテンプレートの特徴は以下の通りです。
下記のダウンロードフォームからダウンロードしてお使いください。
H1セルを予算管理を始める年月に変更ください。(2020年1月からの計画を立てたい場合は、2020/1に変更)
数値を変更すると、年月欄が自動で更新されます。
※デフォルトで2020/4~2021/3までの年月欄が作成されています。そのまま利用する場合は設定不要です。
予算管理表(入力シート)へ、予算区分、部門、投資目的、優先度、件名、各月の金額を入力していきます。
予算区分のみ、対象項目から設定をお願いします。(すでに入っている項目はサンプルのため、削除か上書きをお願いします)
デフォルトにない場合は、「予算区分リストの増やし方」シートにてご確認ください。
デフォルト:固定資産,電気料金,ガス料金,修繕費,消耗品費,資材費,諸経費,その他
入力後はこのようになります
科目別比較表シートへ前期、前々期の実績を入力を行います。
この作業により、5のグラフで前期、前々期との比較を行うことができます。
予算管理表(入力シート)へ今年度の実績入力を行います。
この作業により、今年度の予実の確認はもちろん、前期、前々期の確認も行えます。
入力後はこのようになります。
これで、予算計画を立てることができました。
グラフシートにて、固定資産(月次、四半期、上期・下期)と経費(月次、四半期、上期・下期)の確認をすることができます。
以上が製造業向け予算管理エクセルテンプレートの基本的な使い方となります。
下記のダウンロードフォームからダウンロードしてお使いください。